アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』

全Quest 12視聴完了。

ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』って『2』ってあったら2期目だと思うじゃない。前作の記憶ないわぁ、見ていなかったのかなとなるじゃない。有名なネットゲームだよという話しを聞いたのだが、ゲームに疎いので『オンライン』ってアニメなのに? 『2』って? というタイトルに疑問のみで録画放置だったのだか、まぁ、見始めたら見たで何も知らなくても普通に楽しめた。

が、第8話辺りからの話しの超展開っぷりは、もう、本当に良くわからなかったよ。

主人公の平凡が売りの少年、橘イツキが生徒会長に突如呼び出され、生徒会の副会長に任命されるところから話しは始まるのだが、それと同時に大流行の「PSO2」というオンラインゲームをプレイするように言われる。まぁ、その時点でプライベートの余暇の時間にまで業務を強制される生徒会とは、もう、そのゲームの流行によって学園側がゲームを規制するのはプライベートな事までの束縛なのではないかという、そもそものゲームをやらせる理由への矛盾を感じつつ。更に、才色兼備の周りからの信頼の厚い生徒会長であるリナ先輩。イツキに対する姿が公私混同し過ぎて、更に嫉妬する様が、表面上は冷静で平等でと繕っている分、個人的に無理と思ってしまった。更に、第8話の「ターニングポイント」で帰国子女の転校生であった金髪不思議ちゃん少女、アイカが実は異世界人。「PSO2」の世界が実は実在していて、地球侵略を企むダーカーから世界を守るために、フォトン能力を持つイツキが戦うことになるのだが、だが、急に本当に何それ状態。更にリナ先輩からアイカにヒロイン交代状態。前振りがなかたわけではないけれど。そして物語りクライマックスは現実世界の文化祭成功に奔走する生徒会メンバー。同時に、地球を守るため戦うイツキとアイカと。いや、文化祭ってそんなに重要なのかと。そして文化祭初日に攫われるリナ先輩。生徒会長がいないと文化祭が成り立たないとか、生徒会長の負担大き過ぎない? 一人いないと成り立たない学園とか怖過ぎる。結局、みんなの頑張りでどうにかなったけれどとか、なくても良い負担をリナ先輩にかけていない? とか。イツキが結構調子乗る性格で、リナ先輩と昔会っていたとか。もう、ちょっと考えると突っ込み所が多すぎて。

正直、こっちはストーリーは置いてけぼりだしキャラクターに好感が持てないし、だけれどもリアル系の絵はつい見ちゃうし、終始、そんな感じではあった。

総評としては中の下。ゲームを知っていたら、ちょっと違ったのかな。

 

 

『青の祓魔師 京都不浄王篇』

拾弐話視聴完了。

青の祓魔師』第2期。前作から時間が経ち過ぎじゃないですかね。確かに第1期25話分見ていたはずで、ストーリーもおぼろげに記憶にあった。弟君のホクロえろいなぁなどと思ったのも変わらずなのだが、2011年って6年前。当時、面白い。兄弟萌えでふふふ。お兄ちゃん大好き雪男君良いね。と、枕抱えてぐるんぐるんしていた気持ちなど、もう冷めていましたわ。

今回、『京都不浄王編』とのことで、第1期の後半のアニメオリジナルストーリーを吹っ飛ばして原作準拠でのアニメ化。まぁ、良かったよ。良かったのだけれどね、主人公少年、奥村燐の抱える、サタンの落胤として生まれ何も知らされず育った重みとか、それによって育ての親であり、悪魔を祓うことを生業とした「祓魔師」である藤本獅郎が死に、己の出目を隠して祓魔師になることを決意したのとか、正十字学園内部に存在する祓魔師養成機関、祓魔塾に通うことになるも、魔神の「青い炎」が周囲に露見し、サタンの息子であることで周囲に距離を置かれたりとか、すっかり忘れていたよ。見ながら、嗚呼、こんなんだったとか。燐ってこんなに大人っぽかったっけとか。映画化したり、色々あったから、知らない間に成長したのかなとか。まぁ、なによりも何故に急に

京都とか、原作がそうなのだからそうなのだろうけれど、6年ぶりだと、途惑う。仕方がないよ。彼らには昨日のことでも、こっちとら大分前のことで、同じ、かはわからないがそんなテンションで急に再開されても困るわぁという。勝呂とか志摩君とか、メフィストなんて印象深いキャラなのに、誰? くらいの感じだし。だからといって前作を見返すほど好きだったというわけでもなく。困るわぁ、というのが今回『青の祓魔師 京都不浄王篇』を見た一番の感想だった。

でも楽しめなかったかというとまた別で、京都好きだし、第4話「背信棄義坊」の父親を疑う坊に燐が「親父を簡単に切り捨てんじゃねぇ」と叫ぶの、凄く、燐ちゃんってなった。凄く印象深い台詞。自分のことと坊のことを重ねてしまって、感情が溢れる燐。凄く切ない。そして、その怪しい素振りを見せる頼りない風貌の勝呂の父親が、騙された蝮ちゃんを助けるお父さん。実は秘密を守って、必死に戦って、惚れるね。そして蝮ちゃん中性的で勝手に少年キャラだと思っていたので、最終話で結婚とか、更に言うならば幼く見えていたので、個人的に驚いた。が、ぱっつん髪とかビジュアルが好みで、好みのキャラが幸せになれるなら嬉しいと。そして、10話頃には色々思い出して雪男君の兄に対する複雑な心情とか薄い本で違ったシュチュエーションで昔読んだわあぁ。とか。最終話の旅館の自動販売機前の椅子で転寝している所に現れる燐ちゃん。そこで兄弟萌え再び。ふふふだねと。

総評としては中の上。何だかんだで面白かった。

 

青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)

青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)

 

 

 

『霊剣山 叡智への資格』

全12話視聴完了。

日中合同制作アニメ『霊剣山 星屑たちの宴『霊剣山 星屑たちの宴』 - アニメ視聴否忘失録』に続く中国で人気のwebコミックだか小説の第2期。

ショタっ子だった王陸が少年、青年になり、今回、もうちょっとおっさんに足が掛かったようになっている。衝撃。多分、そんな年齢でもないので、描き方だとは思うけれど。今期になって前回のテンポの良さは損なわれ、相変わらずお話しはサクサク進むのだが、おいてけぼり感が増した気がする。

なんか、悪い意味でまともになってしまった。小難しい、修仙についてとか、そんなあり方に馴染みや知識がない事が知っていて当たり前に進む所があり、また、「族」についての考え方に対してもピンと来ないことも多いのだが、それを知っていて当たり前に物語が展開されていた気がする。だが、その分、今回は王陸の、仙人を目指す修行中であるということを選んだ彼の両親との関わり方。問心剣で悪夢と戦う様など、キャラクターに対する奥行きが出て来て、魅力が増したかなと思う。個人的に第1話で舌を出す王陸が好みできゅんときた。

第2期では、下界に降りて俗世に触れるという試練の元、王陸は故郷に向かうも、彼の村は七星門に騙され、退廃していた。そこでその優秀さ故に魔物、馬鹿息子と迫害された王陸は新たな教派「智教」を設立する。凄い。そう来るとは思わなかった、流石、王陸。オレ達による愚民のための仙道。第4話の王陸の説法は今回一番の見所だったかもしれない。

総評としては中の下。OPのレトロカッコイイ感が凄かった。

 

TVアニメーション「霊剣山 叡智への資格」オープニングテーマ『限界蹴飛ばして』(通常盤)

TVアニメーション「霊剣山 叡智への資格」オープニングテーマ『限界蹴飛ばして』(通常盤)

 

 

 

『つぐもも』

全12本視聴完了。

やべぇ、全然まったく絵が好みじゃなさ過ぎて、お色気シーンがまったくサービスに感じなかった。萌えとか、可愛いなとか、一切、なかった。そして萌とか可愛いとかちょいエロコメディとか、そういのうがこの作品の見所だったのではなかろうかと。琴線に触れなさ過ぎて。もう。

トーリーとしては、極平凡で優しい少年である加賀見かずや。幼い頃に母を亡くした彼は、家に代々続く母の形見である帯を毎日肌身離さず持っていた。ある日突然現れた着物姿の少女。彼女は帯の九十九神、桐葉であった。そして、土地神であるくくりにより、「怪異を発生させる呪詛を集めてしまう存在」であることを明かされた上で母の後任として怪異を調伏する「すそはらい」となるように命じられる。次々と起こる怪異事件に立ち向かう、妖怪アクションコメディ。

帯がもう帯というか、さらしというか、一反木綿というか。まったく大切にされてきた年代ものの立派な帯には見えないという。なんだろう。所々、ロリっ子から巨乳のお姉さんまで一緒にお風呂とか色々あったのに、さらりと流してしまったわ。

総評としては中の下。印象に残らなくって、すぐ忘れてしまいそう。これで絵が好みだったら違ったのだろうなと思う。

 

つぐもも VOL.1 [Blu-ray]

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つぐもも (1) (アクションコミックス)

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『無彩限のファントム・ワールド』

全13話視聴完了。

魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジー。ラノベ原作ハーレム物。特筆すべきは、小さな妖精ルルという主人公の少年、晴彦といつも一緒にいるルルの存在が可愛い。それと、主人公の晴彦が絵にファントムを封印したり、絵を召喚できたり。それって凄くファンタスティックで好きだなと。

幽霊、妖怪、UMAなど幻だと思っていた存在が実在した。「ファントム」と呼ばれる存在。ファントムに対抗するために学院に設置された「脳機能エラー対策室」。そこに所属する一条晴彦は、特殊武術の使い手であるポニーテールの川神舞先輩と共に日々ファントム退治に悪戦苦闘する日々。他に、ファントムですら食べ吸い取ってしまうファントムイーターの和泉玲奈。その歌声で相手を縛ることができる水無瀬小糸。アルブレヒトというクマのぬいぐるみを使役して戦うロリっ子、熊枕久瑠美ちゃん。そんなメンバーも増えつつ、交流しつつ、人造ファントムであるエニグマの存在など、結構、暗めの入り組んだストーリーではあったが、そのわりにポップな色味と音ですっきり楽しく見られたかなと思う。

特に第4話の「模造家族」が印象的だったかな。和泉玲奈ちゃん。何処か不思議な夕方のバスという怖い感じを繰り返して、崩れていく感じ、良かったなと。

総評としては中の中。これって京都アニメーションだったんだ。

 

無彩限のファントム・ワールド (KAエスマ文庫)

無彩限のファントム・ワールド (KAエスマ文庫)

 

 

『世界の闇図鑑』

全13回視聴完了。

短編5分アニメ。オムニバス形式のショートホラーSFアニメで、昭和ちっくなレトロ劇画風紙芝居方式で、アニメというか、紙芝居。

こういう短いストーリーって投げっぱなしになりがちだよね。特に印象が残ったストーリーもなく、第8回目の病にかからぬ謎の民は『はたらく細胞』という漫画を思い出したこと位。

それと第7回の急な実写はちょっと驚いた。絵を見ていた所があったので、写真、寧ろ怖いねと。

ストーリーテラー斉藤工の声がなんか良かったなと。

総評は、なんとなく見たけれど、アニメでもない感じで判定不可。すぐ忘れそう。

 

 

斎藤工 蜷川実花 京都編 (写真集)

斎藤工 蜷川実花 京都編 (写真集)

 
斎藤工 蜷川実花 東京編 (写真集)

斎藤工 蜷川実花 東京編 (写真集)

 

『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』

セカンドシーズン第13話~第24話視聴完了。

「きっと大人から見たらまだまだ子供の恋。だけど、綾瀬花日12歳。この恋をずっとずっと大切にします」嗚呼、花日ちゃんが大人になっていく。あんな笑顔で無邪気に「大好き」とか言われちゃったら、もう。そして相変わらずの高尾くん、あいつはもう人生二度目のReLifeにしか見えない。エリート商社マン30代が、実はロリコン。人生やり直しで小学生とか、そんな風にしか見えないよ。また最終話のED後の耳元で何を言ったかしらんけど、嫌らしい。嫌らし過ぎる。みんなできゅんきゅんって、こっちとら良い大人なのに、きゅんきゅんずきゅんが止まらない。ヤバい。ヤバ過ぎる。わかっている。自分でもどうかと思う位、トキメキが止まらない。

高尾、危険。危険過ぎるよ。第23話の合唱コンクールの心愛ちゃんの嫌がらせから庇う高尾。それは、まぁ、いつも通りはいつも通り。からの、恋人ができて心配する兄と話し合う花日ちゃんの、丁度、話し合いが終った時に現れ「俺がいると話しずらいと思って」という大人びた気遣いに「お兄さんが反対していたのって、綾瀬が心配だったからでしょう。それに、綾瀬のお兄さんだから。綾瀬と同じで、話した事もない人を嫌わないと思って」とか。すらすらと、この男は。

今回、セカンドシーズンでライバル登場など色々あった蒼井ちゃんと桧山のカップル。自分より先に行く蒼井ちゃんに、焦って落ち込む桧山に対しても高尾は「女子の方が大人になるの早いからな」とこのロリコンは。桧山くんも自分がしているのが餓鬼の付き合いなんだなと言うのにも「子供が真剣に恋愛して何が悪いの。今、好きな人がいる。その一瞬一瞬を大切にする。本気の恋愛に大人も子供も関係ないだろ」と。嗚呼、もう、駄目だ。高尾、怖い子。

高尾語録は、もう第18話の釣り合いで悩む花日ちゃんに「みんなに認められないと駄目?」とかさらりと。「綾瀬のそういうところ、俺、見ているからね」「みんなが認めなかったとしても、綾瀬は俺の大事なお姫様だよ。お似合いとかは関係ない。俺にとって綾瀬はシンデレラなんだ」「君に永遠の愛を誓うよ」とか。嗚呼、嗚呼、なんと恐ろしいのだろう。

こうなってくると、最終話でキスをせがむ花日ちゃんを交わして、ショッピングモールの屋上で二度目のキスはちゃんとしたいんだと照れるのとか、あいつ、絶対全部計算だって。あの頬が赤いのとかも、もう、計算し尽している。クリスマスツリーの下でのキスは、もう、なさべるべくしてされた感じだ。

まぁ、今回の見所は「ずっと好き」のずっとについて悩む花日ちゃん。そしてそれに答えを見付ける感じ。それと、蒼井ちゃんに言い寄るモテモテイケメンの三上稲葉君の存在かな。今回、蒼井ちゃんと桧山カップルは本当に色々あったけれど、修学旅行で同じお布団にはいるというなんとも破廉恥なこともありつつ。この2人には私立に進むか悩む蒼井ちゃんとか色々あるだろうけれど、クリスマスに家族共に凄くとか、本当に大丈夫な気がするわ。高尾とかチートが横にいるけれど、桧山は桧山で「焦るな」とかちゃんと言えるし。ここも、ここで出来る子だよ。こういうのは俺からしたいってキスできるし。やる子や。

最後にもう一つ。心愛ちゃんの存在。最後まで安定して嫌な子。悪い子。だけれども自分に正直で、高尾が好きなのに自分は高尾に愛されないということをわかっていて。合唱コンクールでは花日ちゃんに突き飛ばされて手を怪我してピアノの伴奏できないと涙まで流してライバルを落とし入れようとするのとか、ぶれないな、この子。凄く切なくなる。だからこそ、クリスマス、一人でなくて本当によかったなと。

『12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~』 - アニメ視聴否忘失録

総評としては前回と変わらず中の上。ごはん何杯でも頂けるくらい、ときめける。『ちゃお』にやられる。危険。「みんなできゅんきゅんしちゃおう」というキャッチコピーがマジ物過ぎる。

 

 

一時期、真剣にアイカツモバイルDX」「トキメキカレカノフォン」の性能差を吟味していた。どちらも多彩なアプリとカメラ付きという、最近の玩具って凄いなと。

アイカツモバイルDXの最大の特徴はデータカードダスと繋がることができる。更に、カードにあるQRコードや身の回りのバーコードをスキャンしてオリジナルドレスが作れるという、充実したアイドル活動には欠かせないアイテム。そして、ケースやストラップなどアクセサリーが充実しているのも特徴。アイドル活動という特別な日常を過ごしたい人向けだね。

一方、「トキメキカレカノフォン」は何と言っても12歳の世界に入れる。高尾からメールや電話が来るという。それも自分に向けて。考えただけでときめきマックス。これは何気ない日常に彩りが欲しい人向けかなと。そして友達もできるというのが凄いなと。と、リアルスマホがもっぱら自己完結のみの機能しか使用しないので、友達とやりとりとか素敵。カレシができるかもしれないしね。凄いよ。色も青とピンクの2種類あるし。

アイカツスターズ! アイカツ!モバイルDX

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12歳。 トキメキ カレカノフォン ピンク

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