アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『聖剣使いの禁呪詠唱』

全12話視聴完了。

あれ、おっぱいアニメじゃなかった。1話だけ無駄に服が破けているだけだった。そして、読めないよ。「ワールドブレイク」って何処をどう読むのよ。

ストーリーは、突然現れる異形の怪物『異端者』を倒すため、前世の記憶を持つ人間を集めた亜鐘学園。そこに聖剣の守護者フラガと冥王ショウ・サウラの二つの前世を持つ少年灰村諸葉が前世で出会った妹であり聖剣の巫女サラシャの前世を持つ嵐城サツキと、嫁であった冥府の魔女の前世を持つ漆原静乃という、二人の少女と出会う所から始まる。そしてお決まりの主人公ハーレム状態スタートで、まぁ、ロリっ子から金髪美女にロシア少女、続々と女子キャラ登場で選り取り緑状態ですわ。救いは、主人公がもてるのがわかるだけの魅力があったことかな。それに不条理な暴力を受けなかったので見易かった。ただ、あの前髪だけが理解できなかったが。あの一箇所だけ白いのは格好良いのか。

物語り自体は異端者と戦うのだが、それに辺り、各国の勢力とか権力争い的な色々あって、本当の敵が何なのかよくわからなかった気がする。多分、その辺りは原作であれば面白い所であったのだろうかと思うが、アニメでは最終的にロシアの雷帝との戦いが後半にあり、その後に二つの前世でも現れた異端者と戦うのだが、どうしても人と人との戦いの方が心理戦、キャラクター性などが出てきてしまうため、異端者が一番の見せ場に持ってきたはずが、おまけのように感じられてしまった。ラストの主人公たちの過去との葛藤などをもっと丁寧に描いて欲しかったなと思う。

後は、「二つの前世が目覚める時、最強の救世主が誕生する!」と言ってるだけあって、主人公が所々で「思い出した」ってレベルアップするのだが、主人公は現世では進化しなかいのかなと。

総評としては中の中。可もなく不可もなく、さらりと頭から抜け落ちていきそうな感じだったかな。