アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『それが声優!』

全13話視聴完了。

新人声優である眼鏡の冴えない女子、一之瀬双葉。普段はアルバイトで生計を立てながらも声優としての成長するため試行錯誤するという感じの物語り。途中、「仏戦士ボサツオン」の収録で知り合った、いちご星から来たという設定で歌って踊れるアイドル声優を目指す萌咲いちご。劇団所属で芸暦10年の現役中学生声優、小花鈴。以上の三人でネットラジオをすることになり、「イヤホンズ」としてユニットを組むことになったり、ライブをしたり。各話ごとに豪華な声優ゲストありで、私自身は声優まったくわからないのだが、好きな人は嬉しいだろうなとなんとなく思ったり。後は、声優業界とかよくわからないけど、よくわからないから面白かったかな。薄っすらアニメ業界を覗いた事がある身としては、『SHIROBAKO』みたいに、いや、皆、あんな愛情とか情熱とか持ってやっている人とかめっちゃ珍しいからとか思わないでいられたから。そして『バクマン』『SHIROBAKO』『それが声優!』とセットで見たら原作からアニメ裏側全部見せます。架空のお話しだけど、みたいで面白いなとか思ってみたり。

凄く見る側を意識して作った気がして、丁寧で見易いアニメだった。あたり障りも特になく。嗚呼、頑張っているな。楽しいな。そんな感じで。実際はそんな皆優しくないのだろうけれど、まぁ、アニメだから。後は、個人的にロリ好きとしては鈴ちゃん可愛かったなとか。こんな子いたら「イヤホンズ」応援しちゃうよ。

最終回はイヤホンズのライブで終わるのかなと思ったけれど、第13話の主人公が事務所の査定で終わるの良かったなと。盛り上がって頑張ったねで終わるのではなくて、これから先も頑張るよみたいな。主人公が「息の長い声優になりたいです」というのも好きだったな。地味で声優なの? みたいな外見と性格だっただけに。どちらかというと、地に足着いた不思議ちゃんというか、そんなキャラで、当初はあまり好感は持てなかったけれど。

総評としては中の中。イヤホンズのデビュー曲が「耳の中へ」とうのがちょっと可笑しかったな。