アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『だがしかし』

全12話視聴完了。

タイトルにある通り駄菓子の豆知識がふんだんに盛り込まれたアニメだった。

ストーリーは、家業である駄菓子屋を継ぐのではなく漫画家を目指す少年、鹿田ココノツ。ある夏の日、突然現れた駄菓子好きの謎の美少女、枝垂ほたる。ほたるはココノツの父であるヨウを引き抜こうと都会からやって来たが、そのためにはココノツが駄菓子屋を継がなくてはならず、説得のためほたるは日々ココノツに駄菓子の素晴らしさを教えようとする。また、ココノツの友人である遠藤豆、豆の双子の妹であるサヤも登場したなんとなくほのぼの形な日常アニメ。「美味し懐かし駄菓子コメディー」。

第一話では駄菓子の王道うまい棒が登場し、なんとなくテンポも無茶苦茶で駄菓子の押し売り感はんぱなく見難いなと思ったが、二話目からはそれも落ち着き、楽しめた。また、実在する駄菓子がたくさん出て来たので、本当に懐かしく感じた。特にヨーグレットとかこのアニメを見なければ思い出しもしなかったような、でも、昔、よく食べたなとか。

駄菓子がメインなのだが、ヒロインであるほたる。美少女と言う謳い文句になんの疑問を持たない程の美少女だったなと。特に男キャラが地味に描かれている分、凄く映えるなと。また、その色気がある感じと異様に駄菓子好きな残念な子みたいなギャップが凄く良かった。ただ目が何故かほたるだけ渦巻きで描かれているのがキチガイ染みていてそれを魅力と取るか否かは微妙な所かなと思う。個人的には凄く好き。

総評としては中の中。漫画の方も面白かった。珍しく漫画とアニメ、どちらを先に見ても充分楽しめる作品だった。

 

 

だがしかし(1) (少年サンデーコミックス)

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