アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『少女たちは荒野を目指す』

全12話視聴完了。

主人公の特性、後半はすっかり忘れていたよ。なんか、一話目で強調し過ぎていただけなのかもしれないけれど。あと、美少女ゲームが荒野って、なんか、そうなのかな。うん。まぁ、中2病ぽい言い回しだよね。

ストーリーは簡単に言ってしまえば、高校生が部活でギャルゲー作る。以上。追加的要素として、言い出したのはミステリアス黒髪美少女コミュ障ちっくで独断的な黒田砂雪。実は兄が元々ゲーム作る人で、事業に失敗して借金背負って、それを妹がゲーム作って返済しよう。でも皆に内緒ね。最後の最後で、皆知っていると思って兄が先走ってお礼に行って、なんか、ゲーム完成間際で皆の心ばらばらになりそうになったりね。そこがメインストーリーかな。主人公は北条文太郎。コミュ力の高さを黒田に買われ、ゲーム作りのメンバー探しと脚本を担当することになる。まぁ、彼のハーレムだよね。他の男は三次元恋愛にトラウマ爆発なアシスタントデレクター担当の甲斐亜登夢かな。他のハーレム要因としては、声優担当の元気っ子な小早川夕夏。イラスト担当の引っ込み思案な後輩、結城うぐいす。正論でも持論でも、なんでもずばずば言ってしまい、黒田とぶつかりがちなお色気担当的な、BL好きでスクリプト担当の安東テルハ。

なんか、ギャルゲーちっくな人たちがギャルゲーみたいなイベント挟みつつギャルゲー作るって、なんか、不思議。実際はこんなキラキラしてないよねっていうのをわかった上で作られた作品なんだろうなっていうのはわかるけれど。リアリティは求めていないけれども、それでも最後に出て来たライバルゲームの会社の人とかは流石になんかファンタスティック過ぎたかな。

個人的に一つ気になったのは、ゲーム作りで借金作ってゲームで返すっていうのはギャンブルって感じだなと。それを高校生が夢とか希望とか織り交ぜつつなと、なんか、怖い。あくまで個人的感想だけれど。それと、なんだか印象的だったのはアッキーナのお父さん。漁船でバイトする文太郎。あの回だけ空気違って嫌いじゃないなと。

総評としては中の中。ちょい前に、大学サークルでゲーム作るぞってアニメがあったけれど、あれよりもゲーム作っている感あって個人的には好きだなと。