『GANGSTA』 - アニメの感想。

全Act.12視聴完了。

兎に角、格好良い、雰囲気アニメ。タイプの違うイケメンおっさん二人組み最高。かけてもかけなくても美味しい作品。ただ、内容としては凄く中途半端で、なんとも言えない終わりになるので他人にお勧めしたりはできないが、個人的に凄く好き。

犯罪都市エルガストルムで便利屋を営むジゴロで天才なウォリックと、聴覚を失っているが手話と唇を読むことによって会話し、特異な能力を持つトワイライツという人種であるニコラス。警察やマフィアから一目置かれる二人組みは中立な立場として様々な依頼を受けてきた。そんな二人はある日、ある娼婦と出会う。閉ざされたエルガストルムで生きるノーマルとトワイライツたち。二人の繋がる過去と現在の中で、激化していくノーマルのトワイライツに対する差別と虐殺などの抗争。まぁ、そんな感じの物語り。

ストーリー的には無駄に複雑化されているような感じなので、全てをわかって観るというよりも、場面場面の雰囲気とか個々のキャラクターだけをピックアップして楽しむのに向いているかなと思う。そして、なにより凄くアニメのラストが何一つすっきりしないので、そうやって観ないとやっていけない。ウォリックの安否が気になるよ。ちょっと二人に思い入れ強くし過ぎて、ラストの呆然としちゃってちょっと泣いたし。

総評としては中の上。原作、買おうかな。でもこの手の漫画って読み難いの多いからちょっと覚悟して買わないとならないなと良く思う。アニメの方が異様に格好良かったりするので凄く悩む。