アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ReLIFE』

全Report13視聴完了。

あれ? 面白いよ。何処とか、何がとかでなく、なんというか生温い感じなのに次が気になって仕方がないというか、目が離せない。今日、第1話見始めたのに、一気に最終話まで観ちゃったよ。今夜、13話放送で良かったよ。

学園日常物なのに主人公にラッキースケベ的な状況とか、主人公の突っ走って見ていられない感じなどが一切ない。珍しいなと。最近、そういうのなかったので凄く好感が持てた。好き。それと、EDに踊らされたね。どんぴしゃ世代。流れたときつい懐かしいなと微笑んじゃうし、口ずさんじゃう。久々にCD買いそう。

ストーリーは、主人公である27歳の海崎新太は、新卒として入社した会社をちょっとトラウマ事な色々あり過ぎて3ヶ月で退職し、その後も上手く行かずに親からの仕送りの打ち切り宣言を受ける。そんな中、途方に暮れる海崎の前に夜明了という男が現れ、ニートを対象とした社会復帰プログラムの治験「リライフ」への参加を持ちかける。その内容は、薬によって見た目だけ若返り、一年間、高校生として学校に通うことだった。海崎は被験者として、同じクラスメイトとして夜明と小野屋杏の監視と介入の元、高校生活を送る事になる。

人との関わり方を知らない不器用な日代千鶴。ちゃらい感じだけどめっちゃ良い奴で頭の良い大神和臣。負けず嫌いなツンデレ少女、狩生玲奈。幼馴染にいつも守られているおっとり姫だけどバレー部のキャプテンな玉来ほのか。前半は、大人からいきなり高校生になったことに慣れることに一生懸命で、後半は以上のクラスメイトとの交流みたいな感じだった。海崎がうっかり登校初日に筆箱忘れたり、煙草持って行っちゃうの、なんか、わかるってなったよ。あと、多分、ちゃんと準備運動しないと動けないのも凄くわかる。そんなちょっとした所がリアルな感じで面白かったなと。

ただ、ちょっと残念なのは11話でお墓参り行った海崎が会社の後輩に出会う辺りが、なんか、少しだけ出来過ぎているなと。不自然過ぎるというか。社長に逆らって退社した社員を尊敬しているとか、自分には理解できなかった。そして、ブラック社員はそんなよく知らない人のお墓参りに行く気力と時間はあるのか疑問。そこだけが気になった。

そして、最後、最終話で日代さんが被験者とか、ちょっ!? 何!!? って。杏は冒頭から大人な感じだったけれど、日代さん、最後に何をぶっこんで来たのかと。もう、続編、アニメ作ってくれないとどうにもならないよ。原作ってまだ完結してなかったよね。もう、きちんと最後まで彼らを見届けないと気が済まない。

総評としては中の上。こんなに面白いとは思わなかった。完全に油断して観始めたわ。