全39話視聴完了。
なんと、ルビーたちジュエルペットが人間の女の子になっちゃう、ジュエルペット7作品目。2009年から観続けていたジュエルペットついに終了かと思うとちょっと切ないなと。ジュエルペット、色々あったよ。このブログで感想を書いたのは『レディジュエルペット』だけだったけれど。
ストーリーは、ある日、ジュエルランドにあったジュエル城が空から街に落ちて来た。ジュエル城が墜落する原因となった人間の「魔法を信じる心」を取り戻させるため、魔法の修行を命じられたジュエルペットたちが、雲母あいりの住む街に次々と現れる。あいりの持つペンダントがジュエルペットを少女に変え、世界を救う鍵となる。あいりがジュエルペットたちと過ごす珍妙な日常。
まぁ、ジュエルペットシリーズにありがちな、ラスト2、3話で急いでストーリーを進める感じで、あってないようなストーリーで、主に珍妙な日常って感じだけれどね。
今回の作品は、もう、真面目な人たちが一生懸命に気が違っているようなお話しを作ろうとしている感じだった。もう、あの『ジュエルペットサンシャイン』のようなシュールさは見られなかった。まぁ、あれは名作だったけれども。最も、ルビーの天真爛漫っぷりは健在だったし、シリーズ事に変わるキャラクターの性格も今回は前回とかイメージから大きな変化もなく、見易くはあったけれどもね。
最終回でルビーが自分の事を忘れないでねと「でも、ルビー約束するよ。いつか絶対、帰ってくる。だからあいりもルビーたちのこと忘れないでね。大人になって、他に楽しいこといっぱい見付けても、お仕事するようになって、忙しくて、毎日、疲れちゃっても、結婚してお母さんになったとしても、ルビーのこと、思い出して」という台詞、もう色々と思い出して泣いちゃったよ。ルビーの執念深さを思わせる面もあったけれども、いい話し風にされていてというよりも、いい大人で色々あるのに女児向けアニメに夢中になって7作品全部観ている自分を顧みて、涙が出たわ。
総評としては中の中。ジュエルペットシリーズとしては一番微妙ではあった。そして『レディジュエルペット』の終了時と同じく、ジュエルペットに自分は、何を期待していたのだろうという感想。
普通のアニメに擬態して始まったが、ラスト付近にそれはちょっとという重たい展開を持って来られて、ちょっとびっくりした作品。
シュエルペットシリーズ史上、最も名作で珍妙なサンシャインへの前兆とが見られる作品。
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名作。これ以上に奇妙なアニメを私は他に知らない。凄い。一度は観るべき作品。
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サンシャインの後ろは可哀想だよ。何をやっても勝てないもん。でも、大宮ぴんくとう名前がいやに印象的で、個人的には一番好きな作品。
可笑しな方向に進んだジュエルペットシリーズを軌道修正しようとしているのかなという印象を受けるも、今更どうしようもなかったなと。じっくり噛み砕くと味わい深い作品。
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レディってビッチだったけ? という大人の感想。女児受けしそうな題材を持ってきたのだろうなという作品。