アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『TARI TARI』

全13話視聴完了。

歌が好き。最近、アイドル物ばかり観ているためか、巷にアイドル物が増えているためか、もう、歌と言うとアイドルで合唱だとは思わなかった。

視聴としては二度目。休日の学校で歌う姿に感動して涙が止まらなかったなという漠然とした記憶だけがあったので、改めて見直してみた。うん。13話も一気に観ると、色々と不自然と言うか、ちょっとどうかなと思う所でも、若者たちが頑張っている。青春だね。頑張ったね。そう思うと泣けてくるわ。

ストーリーは、江ノ島にある白浜坂高校を舞台とし、その声楽部に所属する宮本来夏は昨年の発表会で失敗をしてしまい、顧問である教頭にピアノ担当の譜面捲り担当にされていた。歌うことが好きな来夏は歌えない声楽部を辞め、合唱部を作ろうとする。来夏の親友で将来の夢は騎手で馬を飼っており、実家はお寺、弓道部所属の沖田紗羽と弟を誘う。更に、元音楽科で、母の死をトラウマに歌から遠ざかっていた坂井和奏に名義だけを借りる約束からピアノを弾いて貰い練習を手伝って貰ったり、と、ずるずると合唱部を手伝い、次第に来夏や仲間たちの影響で母との思い出や歌への想いなどでトラウマを克服していくようになる。発表会終了後、弟を初めとした部員たち。合唱部は廃部宣告を受けてしまう。同じようにバトミントン部に所属する、やる時はやる男、田中大智と、オーストリアから12年ぶりに日本に帰って来た帰国子女の前田敦博ことウィーン。互いの入部をかけてバトミントン勝負をするも「合唱時々バトミントン部」を設立する。そんな5人の部員たちの青春物語り。

最終的に学園の工事と廃校どうのと、文化祭「白祭」に向けて頑張るのだが、それが中止になったり。それに納得できない5人は、理事長に反抗して、自分たちの舞台を行おうとする。

なんか、急な学校側の方針転換とか、無茶苦茶だった。更に教頭も理事長も、大人らしくないというか。もう、なんとなくやり過ごすということをしても良いのでわ。寧ろ、もう、理事長に至っては若さを憎んでいるのではというくらいな傍若無人っぷり。青春どうのというより、大人の大人気なさを見せられている事の方が印象的だった。

総評としては中の中。合唱、たまに聞くと良いね。江ノ島行きたくなるね。

 

 

ことりっぷ 鎌倉 江ノ電 (旅行ガイド)

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