アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『競女!!!!!!!!』

全12話視聴完了。

一々、面白い。衝撃的。今まで何処かで見たことのありそうなキャラなのに、かつて見たことのない設定にストーリー。一発ネタか、美少女エロ重視かのどちらかなのかななどと軽い気持ちで見始めたのだが、そんなことなかった。凄い。きちんと面白い。新しい「競女」というスポーツを確立した上で、王道スポーツ漫画の筋道を辿り、期待を裏切らず、予想の上をいってくれる作品。本当に面白かった。

「競女」とは、「ランド」と呼ばれる水上ステージの上で、胸とお尻のみを使い最後まで立っていたものが勝者という公営ギャンブルである。

ストーリーとしては、主人公である神無のぞみは一攫千金を狙い、そんな競女の選手を目指し、瀬戸内競女養成学校に入学する。元柔道五輪候補選手である宮田さやかなど、数多くの個性的な同級生と共に試練を乗り越えて、競女という競技選手として成長をしていく、競女に青春を捧げる熱き乙女たちの、汗と友情の物語り。

漫画としては、入学編からプロ編、五尻編まであるが、アニメとしては養成学校に入学し、卒業するまでだった。見せ場としては、第9~12話の駿河競女養成学校との東西戦。ここで、自分的にちょっとよくわからなかったのだけれども、競女って水着の中身をぽろりしても良い競技だったの? いや、エロくない。可笑しかった。本当に面白かったから、そんなこと問題ではなかったのだけれどもさ。

なんだろう。可笑し過ぎて、画面から目が離せなかったよ。あの技名を筆文字でガッと画面に出すのは卑怯だろう。そして、もう、無茶苦茶なのにきちっと物語の進め方などの基本が押さえられており、わかりやすく、観易くて、もう、凄く良い作品だった。何処が? 何が?? と問われると困るのに画面に釘付け的な。王道少年漫画。エロなのにエロじゃない。例えるなら、小学生男子がおっぱいと連呼するような。そんな感じだった。

総評としては中の上。続編、是非作って欲しい。