全13TRIP視聴完了。
良い感じのテンポで、やや個性的な愛嬌あるキャラクターたち。時事パロネタに、勢いのあるOP.。秋葉原を舞台にさっくり面白い作品だった。元はリアルな秋葉原を舞台にしたゲームなのね。確かに、アニメの背景もリアル。ただ、正直、秋葉原を舞台にオタク主人公なアニメとか凡庸過ぎて、寧ろこのアニメのできが良かっただけにすぐに忘れてしまいそうな。アキバ自警団とか、もう何処かで聞いたことのある響きだし。
ストーリーとしては、秋葉原を舞台に「バグリモノ」と人との戦いに巻き込まれたオタクな少年、伝木凱タモツと、彼を取り巻く美少女たちの物語り。ヒロインである万世架まとめを助けようとして、バグリモノに刺され瀕死状態になるも、まとめの「セツリゴエ」によって上級バグリモノとなり、まとめの眷族として生き返る。そして、後悔のない人生。やりたいことをやり尽くす、というモットーの元、趣味とその資金稼ぎのアルバイト漬けな日々を送る。また、有紗アホカイネンというタモツと同じ特撮が好きで仲良くなった金髪美少女に、妹のにわか。博士。彼女らと友に秋葉原自警団「でんきマヨネーズ」としてバグリモノから秋葉原を守る。
全体を通して、凄く楽しめるアニメだったよ。第3話のあのプールとか、思わず笑っちゃったし、第7話のブラック居酒屋も個人的に好きだった。珍しく洗脳とか色々あるけれど、それ以前に、アルバイトで働く主人公、良いね。最近、なかった。彼、凄く好感が持てたよ。それに、第9話のカードゲームをパロった回はカードゲームは破壊力あるなと、改めて思わせてくれたし。だけど、一番、印象的だったのは最終話までの一番の盛り上がり、表現の自由問題うんぬんの関係で中止になりかけたイベント「アキバフェス」の現実でもやるよというCMで、会場が「神奈川市民ホール」だったということ。アキバじゃないんだ。ちょっとした衝撃だった。
あと、秋葉原から出られなかったら「コミケ」も「ワンフェス」も行けないけど、主人公、大丈夫? とちょっとした疑問が。
総評としては中の中。イヤホンズ、活動していたのね。『それが声優』で終ったものだと勝手に思い込んでいた。OP良かった。
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