アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』

全12話視聴完了。

「銀河の果てまでKiss一丁! よろこんでー」とか叫んでいる場合じゃない。『ゆるゆり『ゆるゆり さん☆ハイ』 - アニメ視聴否忘失録)』以来の茶番と苦痛。個人的に。何故か個性的で被らない4人しかいないアイドルユニットのキャラクターの判別が難しいという謎。突っ込み所しかなく、30分が長く感じる割に忙しいアニメではあった。凄いなと。

銀河級にきらめく青春(ステージ)Big Bang! ピタゴラスプロダクションからデビューしたアイドルユニット「MARGINAL#4」。荒れ狂うシューティングスター、レッドな桐原アトム。静かに輝く一等星、ブルーの藍羽ルイ。優美でクレイジーなジェミニ、緑の野村エル。アーティスティックなジェミニ、黄色の野村アール。4人は先輩ユニット「LAGRANGE POINT」と、後輩ユニットである「UNICORN Jr.」と共にアイドルとして成長していく、だけれども、一歩ステージから降りると普通の現役高校生。アイドルプラス日常学園コメディ。メンバーの紡ぎ出す夢と絆のBig Bang。ね。Big Bangですよ。

色々と受け入れ難い所はあるものの、うどん回とか、個人的に気になってどうしようもなかったのが最終話。ピタドル総出演の「ビッグバンフェス」を数日後に控えたある日。銀河の果てまでキスを届たいメンバーはロケットにキスをしたCDを乗せて送ることになったのだが、うっかり「LAGRANGE POINT」のCDを種子島宇宙センターに送ってしまった「MARGINAL#4」のメンバー。アトムはロケット発射場にある種子島に単身向かい、CDを届けた時。もう、宇宙に何か送るのって1グラム単位で途方もない金額がかかるのではないのに、CDって、データで良いじゃんと思う自分が。さらに他のピタドルのCDも乗せちゃうとか、大丈夫? って。なったよ。その後、案の定、台風に巻き込まれて帰って来られないアトム君。交通機関全滅。ライブの時間に台風直撃とか。いくら会場が地下から駅に直結しているからって、観客の安全を考えたら、ライブ決行とかどうかと思いつつ、の、メンバーでチャーター便でアトムを迎えに行って台風の目が丁度会場の真上に来た所を上空から飛び降りて、とか。危険でしょ。操縦者も「どうなっても知りませんよ」とか言うよ。死ぬよ。でもって台風の目ってあんなんなのか。とか。もう、「俺たちが流れ星になったみたい」って、リアル流れ星なるよ。宇宙は始まらないよ。キスから宇宙はできない。駄目だ。もう可笑しい。折角、空から命がけで飛び降りたのに、その演出はないのねとか。自分的にはそこにめっちゃ突っ込んでいたが、知人はセットリスト変更までしたのに歌うのが4人のMARGINAL#4ではなく、3グループで歌うんだという所だったので、人はそれぞれ気になる所は違うのだなと衝撃だった。

まぁ、でも色々飲み込んでも「銀河の果てまでKiss一丁! よろこんでー!!」は印象的で頭に残るね。一丁という響きとアイドルのアンバランスさが良かった。

総評としては下の上。

 

 

TVアニメ「MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang」OP主題歌「WeMe!!!!」

TVアニメ「MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang」OP主題歌「WeMe!!!!」