全12話視聴完了。
不思議な物を観たわ。2Dと3Dの独特な組み合わせ。更に、所々の輪郭線が白くなるのも独特の印象があるし。背景も写真加工をしているのかなと思わんばかりの雰囲気と綺麗さ。そこにゆっくりとした会話と、BGMの使い方は、何だかゲーム的だなと。全体的に不思議な演出。他に似た作品を私は知らない。
第1話目の視聴時の感想は、わけがわからない上で物語が掴めない。内輪でストーリーが進んでいくのかなという印象で、その上で、不思議な演出がなされており、変ににゅるにゅる動くな。行き成り鎖とか。謎の少女とか。正直、インパクトばかりが大きくて、第2話で少女がどんな存在か、何故手を繋ぐのか。きちんと説明されていたので、こんな観やすくなるとは思わなかった。
2人1組で手を繋ぎ、深層心理から生まれた武器「ニムロデ」を持って戦い、その頂点に立つと何でも願いが叶うというハンドシェイカー。互いの願いをかけて戦う、様々なハンドシェイカー。ハンドシェイカーの戦いの場とされる、深層心理に影響され、作られた、現実との平行世界の「ジグラート」はハンドシェイカー以外の人がおらず、身体能力が強化されて、ニムロデを使う事ができ、現実世界の地形が再現されている。大学の研究室のベッドで眠り続けている少女はコヨリといって、主人公の男子高校生であるタヅナによって目覚め、パートナーとなり、その手を放すと死んでしまうという特異体質。第1話では、その辺り謎のまま話しが進み、での第2話できちんとマキハラ准教授というコヨリを保護していた人物によってきちんと説明され、その後も、きちんと各々が戦う理由みたいな、最終的にコヨリの秘密。コヨリの姉の存在なども、視聴者にきちんと説明されていたので、良かったなと。
まぁ、個人的感想としては、コヨリちゃんもその姉のマユミちゃんもこの透明感のあるヒロインが急に喋り出したのが残念でならないなと。キャラクター性を想像させる言葉を話せないヒロインという物は透明感があって良いなと思っていたので。それと、ファミレスに見た目ロリっ子出すの、というか、あの茶髪ポニーテールの身長と年齢が一致しないキャラクター。ポプラちゃん? となりますよ。そして凛ちゃん。3人続いたら、これってそんな凡庸としたキャラクター性ではなかったよねとなりますよ。しかも今回は『アクティヴレイド』と違ってファミレスだし。と。
もう一つ。舞台が大阪だったのだが、なんだか昔良く見知った場所が出て来るのは嬉しいなと。実際はめちゃくちゃ人が多いし、誰も大阪弁を喋っていないので、なんだか不思議ではあったけれど、知ってい入る場所というのはそれだけで楽しめる。
総評としては中の中。
- 作者: ていか小鳩,GoHands,GoHands×Frontier Works×KADOKAWA
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2017/02/24
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