アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『プリパラ』

全140話視聴完了。

色々合った。全140話って3年位かな? プリティーシリーズとのことだけれど、2011年から始まった『プリティーリズム』の全3期とは異なり、同じアイドル物ではあるものの『プリパラ』ではプリズムショーというダンスとアイススケートを組み合わせた架空のスポーツ要素がなくなっていた。

本当に、振り返ると、らぁらちゃんがアイドルになって、神アイドルを目指すと。まぁ、最終的に神アイドルにはなるのだけれども、それまでに、様々なキャラクターが登場し、ファルルという「アイドルになりたい」という少女たちの思いが集まってできたボーカルドールの登場に、紫京院ひびきさんの男のふりをしたちょっと拗らせたキャラか出てきたり、らぁらちゃんの妹ののんがアイドルになったり。神アイドルの鍵を持つ女神のジュリィが赤ちゃんになって、らぁらちゃんが子育てしたり。めが兄さんのキャラが段々崩壊していったり。なんだかキャラの個性が強く、無駄にオトコの子キャラとか、まぁ、皆、其々の考えがあるので、決して悪い子ではないものの、いい子というのもまた違って、かなり楽しめた。無茶苦茶だった。言い切ったもの勝ちみたいな所もありつつ、『アイカツ!』とはまた違った面白さがあった。

最終話「み~んなトモダチ!ず~っとトモダチ!」の回では友達の友達が皆友達。ファルルが一人とプリチケをパキったら、その友達10人と友達で、一人が笑顔になったら、皆笑顔になる。と。もう、荒んだ大人の自分としては、もう、彼女らと友達の概念から違うなと。誰も友達になれないよと。友達いないもん。せめて自分に出来るかどうかなことはプリチケをパキるって何さと、ネコさんのお店で管を巻くことができるかどうか位。プリチケ持っていないけれど。だからネコさんのお店には行けないけれども。そう言えば、めが兄ぃさんがネコさんのお店で働いていたの、凄く好きだったな。

今回、らぁらちゃんのキャラクター凄く好きだったなと思ったら、髪が紫だったからだとある時、はっとなった。クリーミーマミとか、紫のちょっと大人な背伸びした感じが可愛いなと。だからのんちゃんが好きでデビューした時、凄く嬉しかった。ノンシュガー可愛かった。のんちゃん素敵。

キャラクターの関係性で言えば、ひびきさんとふありちゃんの組み合わせ良かった。最初は夢見る乙女のシンデレラ劇的なスタートのふありちゃんが次第にひびきさんの弱さや駄目な所も受け入れ、夫婦のような雰囲気に。二人だけの世界を作って、その中にボーカルドールであるファルルが加わって、この組み合わせ良かったな。

でも、好きなグループはあじみ、コスモ、ちゃん子の組み合わせの「うっちゃりビッグバンズ」が凄く好きだった。「アイドルを取り戻せ」無茶苦茶だった。凄かった。これ、大丈夫なのと。もう、あじみ先生のうざい感じが凄く強調されていて、ちゃん子の肉と力強さと。もう、凄く良かった。普通にこの曲好きだわ。プリパラは凄く曲良かったけれど、更に、この曲は印象的だった。

総評としては中の上。長かったので、色々思う所もありつつ、最終的に良かったなと、『ジュエルペット』が終った今、一番熱い女児向けアニメではなかろうかと思ったよ。次シリーズも楽しみ。

 

 

プリパラ ULTRA MEGA MIX COLLECTION

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