アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『霊剣山 叡智への資格』

全12話視聴完了。

日中合同制作アニメ『霊剣山 星屑たちの宴『霊剣山 星屑たちの宴』 - アニメ視聴否忘失録』に続く中国で人気のwebコミックだか小説の第2期。

ショタっ子だった王陸が少年、青年になり、今回、もうちょっとおっさんに足が掛かったようになっている。衝撃。多分、そんな年齢でもないので、描き方だとは思うけれど。今期になって前回のテンポの良さは損なわれ、相変わらずお話しはサクサク進むのだが、おいてけぼり感が増した気がする。

なんか、悪い意味でまともになってしまった。小難しい、修仙についてとか、そんなあり方に馴染みや知識がない事が知っていて当たり前に進む所があり、また、「族」についての考え方に対してもピンと来ないことも多いのだが、それを知っていて当たり前に物語が展開されていた気がする。だが、その分、今回は王陸の、仙人を目指す修行中であるということを選んだ彼の両親との関わり方。問心剣で悪夢と戦う様など、キャラクターに対する奥行きが出て来て、魅力が増したかなと思う。個人的に第1話で舌を出す王陸が好みできゅんときた。

第2期では、下界に降りて俗世に触れるという試練の元、王陸は故郷に向かうも、彼の村は七星門に騙され、退廃していた。そこでその優秀さ故に魔物、馬鹿息子と迫害された王陸は新たな教派「智教」を設立する。凄い。そう来るとは思わなかった、流石、王陸。オレ達による愚民のための仙道。第4話の王陸の説法は今回一番の見所だったかもしれない。

総評としては中の下。OPのレトロカッコイイ感が凄かった。

 

TVアニメーション「霊剣山 叡智への資格」オープニングテーマ『限界蹴飛ばして』(通常盤)

TVアニメーション「霊剣山 叡智への資格」オープニングテーマ『限界蹴飛ばして』(通常盤)