アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『響け!ユーフォニアム2』

全13話視聴完了。

2期待っていました。1期(『響け!ユーフォニアム』 - アニメ視聴否忘失録)の最終回で何も終っていない。すっきりしない気持ち、を全て綺麗に流してくれた。よかった。

少女達のスポ根青春群像劇。少女達の思春期の複雑さを織り交ぜつつ、全国大会を目指す。綺麗な絵の迫力。適切な場面で流れる音楽。もう、府大会で演奏を流して、全国で演奏来るぞと思っていた所が何にもなく、最終話の3年生を送る回で色々あったよねと演奏があって、こっちとら感情移入しまくりだったから、本当に色々あったよ。1期から2年の間はあったものの、思い出される苦しい練習の日々と、まぁ、アニメ見ていただけなのだけれど、もう、喉が詰まるかと思った。よかった。終った。

個人的に、実家にいた頃、家が中学校の近くで、放課後や夏休みなどの長期休暇、土日も、もう、毎日休みなく吹奏楽部の演奏が聞こえてきた。嗚呼、吹奏楽部って部活きついのだろうな。文化部なのになぁ。何が楽しいのかよくわからないなと、今までそんな感じで、吹奏楽に興味を持ったことなかったが、始めて良いかもと思えた。良いなと思える物が増えるってきっかけが何であれ、楽しい事が増えるので、嬉しくなれる。

それと、同姓同士の物語りが描かれるとき、どうしても同性愛的物を連想して穿った見方をしがちな、少々歪んだ視点を持っているのだが、前作では主人公の久美子と同級生である麗奈が付き合っているよねと思って、今回も基本はそうだったのだが、そこにあすか先輩の登場で、もう、久美子の人タラシっぷり流石の主人公でした。

総評としては上の下。安定して良い作品だった。出来れば1期と2期の間を空けずに見たかったなと思う。