アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『スタミュ(第2期)』

全12幕+総集編視聴完了。

「夢を諦める方法なんて、知らない」とイケメン男子高校生によるミュージカルアニメ。感想としては第1期とほぼ変わらず。

ただ、やはり第1期の視聴から間が空いたため、急に入るミュージカルと言う歌のシーンに戸惑いを感じつつ、嗚呼、これが良かったのだなと思い出すのに時間がかかったり。尤も、最後の、綾薙学園権限で用意されたもう1枠の全ライブな総集編に、可愛い男の子が歌って踊るってそれだけで尊いななどと惑わされてしまったけれども。皆、可愛い。凄く可愛い。癒し。

ストーリーとしては、2年生に進級し、ミュージカル学科生となるも、新たなる試練、鳳たち卒業生がメインキャストを務める卒業記念公演のサポートをすることに。伝統の演目「Shadow&Lights」に用意された2年生育成枠の5人に入るため、星谷くんたち新ミュージカル学科生25名はオーディションに挑むのだが。

まぁ、相変わらず良い子な星谷くんが次々と他のキャラクターたちを攻略し、この誑しがと。そしてそんな星谷くんの影響を受けて、最初は取っ付き難い子たちが次々に可愛く見えてくる。凄い。特に今回のメイン攻略キャラの揚羽くん。ツンからのデレに急変。前回、同室という事で一歩先に出ていた女房なのかなというポジションな那雪くんが卯川くんと仲良くなって離脱しかけたり。嗚呼、けっしてBがLという視点で見ているわけではなく、可愛い男の子たちのきゃっきゃうふふな戯れがもう良い。

尤も、今回の一番の見所は、今更だけれども「憧れの高校生」が鳳先輩と判明し、柊先輩の代わりに、ランバート役に抜擢され憧れの高校生とと鳳先輩と共演することになった星谷くん。流石のメンタル強め本番強い星谷くんもよっとプレッシャーにやられちゃうよ。そこからの起死回生。舞台中に起こったトラブル。

終始、どうしてこうなったですよ。決して好みでなかったキャラクターたちに、荒の見えるストーリー構成。なのに、気が付いたら魅了されている。いつの間にか「我ら、綾薙学園華桜会」のタイトルを歌うシーンが頭から離れなくなったり。決して本心から格好良いと思っていなかった楽曲までも、最終的には良い曲だなと思っていたり。アイドルとか全然わからないけれど、心の乙女がキャーっと叫ぶ。危険。「ユメツボミ」とか天使が2人いるよって、手を強く握って親指の爪がちょっ喰い込むほど夢中に観ていたよ。ただ、どうしても個人的趣向からか3次元というか、2.5次元は受け入れられないので、急にCMとか入れられてしまうと冷静にならざる得ない。恐ろしいわ。

総評として中の中。