アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『プリンセス・プリンシパル』

全12話視聴完了。

まったく中途半端な最終回で、続きを作るのだろうけれども、これだけ見せられても消化不良感が残る。ただ、キャラは可愛いし面白くもあった。

ストーリーは少女達のスパイアクション。19世紀末の架空の都市アルビオン王国、東西を巨大な壁で分断された首都ロンドンが舞台。伝統と格式のある名門クイーンズ・メイフェア校に在籍する5人の少女。彼女達は女子高校生を隠れ蓑に、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「コントロール」に所属するスパイであった。

アルビオン王国のプリンセスに、彼女にそっくりなアンジェという少女。二人の間にある過去の色々。それに、アンジェの相棒でリーダーなちょっとセクシー姉さんドロシー。プリンセスに付き添う貴族の少女で喉に機械を埋め込まれたベアトリス。日本からの留学生のちせ。兎に角、可愛い。そして戦争や社会情勢がそんな可愛らしい少女達を過酷な運命に引き釣り込んで、そんな中で真っ直ぐに進もうとするのは健気でつい魅入られてしまう。

個人的に好きな回は第7話の洗濯工場で働く彼女たち。そしてぽんっと洗濯工場を買い取るプリンセスに、業務改善をする感じ。なんだか陰鬱な話しが多いだけに、爽快な回だった。

好きだったのは、ドロシー。セクシーで他のお上品なメンバーとは一線を引いた良い意味でアバズレた感じ。第7話の父親との回に、第10話の同級生との回。ドロシーの魅力が詰め込まれていたなと。

総評としては中の中。これで綺麗に終ってくれれば凄く満足だったのに。続き、作ってくれるのかな。

 

第1話 case13 Wired Liar

第1話 case13 Wired Liar