アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『TSUKIPRO THE ANIMATION』

全13話視聴完了。

イケメンきゃっきゃうふふな日常アイドル物。「ツキノ芸能プロダクション」という架空の芸能事務所の名のシリーズ物というか、メディアミックス作品。アニメとして『ツキウタ。THE ANIMATION』に引き続き2作品目かな。

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相変わらず全作品をペロッと忘れての視聴だったのだが、なんとなく知っているキャラクターが登場するなとかそんな感じで再生開始したのだが、嗚呼、すっかり忘れていたよ。前回の感想で「仮にツキアニに二期があったとしてもあれ程までに感想が変わる事がなかろうであろう、拒絶を自分から感じた。」と書いていた自分を。そしてその通りであったのだが。

ツキウタ。THE ANIMATION』が「Six Gravity」と「Procellarum」という男性アイドルユニットを中心に描いており、今回の『TSUKIPRO THE ANIMATION』は「SolidS」「QUELL」「SOARA」「Growth」の4組のアイドルユニットを中心に描いていた。

ストーリー構成は、まず最初に年末に日本武道館で2日間行われる「ツキプロライブ2017」があるよという発表があり、それがある最終話まで個々のユニットやキャラクターの紹介をかねたゆるっと日常が繰り広げられる。まぁ、其々の殻を割った成長物語りであったり、絆であったり、新曲頑張って作ったり。相変わらずのストーリーらしいストーリーはなく、キャラ萌推し構成という感じなので、個人的にキャラ萌がなかったからしんどいものはあった。

個人的に好ましいかなと思ったのは、「QUELL」の音楽が独特で、特に双子ちゃんのお衣装が民族衣装みたいなゆるっとなラインで印象的だったな。でもって、この双子ちゃんたち。施設育ちという過去を持ちつつも、素直で良い子たちで可愛いなと。一番好きかもしれない。

逆に受け入れがたかったのは、キャラクターというよりもその浅はかな行動だったのだが、第5話の「Back On Track」の回。「SolidS」のリーダー兼プロデューサー兼作曲家な篁志季の多忙さを心配したメンバーが息抜きに買い物につき合わせ、深夜のドライブに付き合わせ。いや、もう早めに寮に帰って休ませてやれよと。足りていないのは息抜きや気分転換ではなく、睡眠なのでわと。無計画な深夜のドライブは楽しそうではあったけれどもね。

ただ、やっぱり3Dの可愛い男の子たちが歌って踊っているのをただ観るのは楽しい。それだけだ。

総評としては中の下。特定のファン層しか楽しめないと思う。

 

 

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