アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『音楽少女』

全12話視聴完了。

第1話「100億人に一人のアイドル」というサブタイで登場した主人公はなこちゃん。アイドルになるかと思いきや、プロデューサーになるのかと思いきや、マネージャーなのかと思いきや、マネージャーアシスタントという。最早、何が何やら。アイドル物でアイドル視点ではなく、可愛い女の子で構成しようとした結果かなとか。回を増すごとに主人公の影が薄くなるとう。最終話のでライブ前に円陣を組んだ時、はなこも呼ぶ? と言って貰えて良かったね。その後、いちゃもんを付ける社長に「ただのスタッフです。でもそんなただのスタッフでもわかるくらい、今の音楽少女は凄いんです」と言い切るはなこちゃんの魅力。嗚呼、こういう所が主人公だなと。

ストーリーとしては、売れていないC級アイドルグループ「音楽少女」。てこ入れのために新メンバー募集のオーディション。そこで主人公の帰国子女のはなこがアイドル。音楽少女に出会って。アイドルの輝くお手伝いを始めるはなこ。そして変わり始める音楽少女。

基本的に画面すかすか。動き少なめ。絵も崩れがち。

個人的に好きだったのは、第6話「ニクとアイドル」の未来と有名作詞家のやりとり、唐揚げを巡る関係性。好きだった。唐揚げ食べたい。いや、ここ数日、唐揚げ食べたいだけかもしれないけれど。

それにしても謎なのだが、音楽少女解散させようとする事務所の偉い人たち、社が儲かるのが一番なのに、これから売れそうなアイドル解散させるってどうなのだろう。どう考えても経営的にとかおかしいだろう。野外フェスの時に一々文句を付けに来る社長も暇だろうとか。でもって、音楽少女解散の話しが出るきっかけがメンバーのスキャンダルなのだが、弟とのツーショットって、下調べなしに記事にする雑誌社も笊だし、それでスキャンダル出すようなアイドルはって話しになるのもおかしいだろう。

第9話「アイドルはつらいよ」でセンターの羽織ちゃんの声が出なくなるって、理由も弱いし、凄く自己中心的だし、物語のために歌えなくなる感じが微妙だなと。でもって、最終話「アイドルの一片(ピース)」で上手くいきかけていた野外ライブがトラブルで電源落ちて、お客さんが帰らないように舞台で繰り広げられる会話が茶番が、なんだか、もう、薄ら寒く感じてしまった。ストーリー上必要なのだろうけれども。なんだろう。普通にライブして欲しい。最後の最後で個人的に引いてしまった。駄目だ。なんで、第1話の空港の真っ白な背景を見た時に視聴を辞めなかったかなと思ったり。まぁ、流石にラストのライブは3Dが良く動いてダンスしていて、音楽も悪くはないので、見入ってしまったけれども。はなこちゃんが何故かマイク持って踊っているという謎は残るものの。しかもセンターとか。謎過ぎる。ここで急にライブ加わるなら、最初から新メンバーでよかったじゃん。色々杜撰。意味がわからなかった。

野外フェスで動員数上げるって『Back』思い出すわ。漫画のラストどうなったのだっけ。読み返したい。

総評としては下の上。音楽は良かった。

youtu.be

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シャイニング・ピーシーズ

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