アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『グランクレスト戦記』

全24話視聴完了。

壮大なファンタジーなのだろうだが、なんか、よく言えばバランスが良くとても安定している。大人数の戦争シーンですら絵が崩れない。程よくCGを織り交ぜて、手の抜き所と力が入っている所と、上手いなと思う。だが、凄く地味。華がなかった。

ストーリーは、若く君主であり誰にも従属していない未熟ながらも民衆のために戦う正義感を持つテオ。そんな彼が出会ったのは、外交、政治、戦略、君主を補佐するための様々な知識と技術を持つ天才少女魔法師であるシルーカ。冨と権力と己の欲を求める君主に失望していた彼女は、テオに出会い、忠誠を誓う契約魔法師となる。放浪の騎士テオと、孤高の魔法師シルーカ。混乱と戦乱の大陸で、変革と、秩序の結晶である皇帝聖印を巡る物語。

 

身も蓋もなく言ってしまえば、主に悪い君主をやっつけたり、戦略的に色々したり、最終的に良い君主を目指すテオ様が美少女魔法師と恋仲になりつつ、国を統治していくよ。そこにファンタジー要素ありつつな。そんな物語り。

個人的にちょっとなと思ったのは、最終回で赤い霧の魔王城的な場所で吸血鬼との戦闘という、画面的に背景がぼんやりしている分、更に地味だったこと。でもって、過去にこの国はとても発展した文明を持っていたという、急にぶっこまれても感。いや、伏線はあったのだろうけれども、この物語りに求めているのはそこじゃないみたいな。

総評としては中の中。なんだか、上手く頭に入って来なかった。