アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』

全12話視聴完了。

タイトルが印象的で、頭に残っていた。思ったほど、主人公は思春期でも反抗期でもなく、普通に良い息子だったなと。

ストーリーはゲーム世界に政府のプロジェクトの一環として転送された大好真人ことまーくん。実はそのゲームは親子の関係性を修復する母親同伴のゲーム世界だった。ゲーム内で次々出会う問題ある親子プレイヤーたち。それを母親の愛で次々解決する大好真々子。母親同伴の新感覚冒険コメディ。

個人的疑問は、最後の最後で、なんで良いこと言っている風に真人君は「母親同伴の未知のゲームをやっている」「母親にふりまわされることすらが冒険なのかな」と、そこまでは良いよ。でも、その後「息子こそ活躍すべきであり、あまりでしゃばり過ぎないようにして貰って」と言えるのだろう。この子供たちは母親こそが物語りの主人公であるかもしれないとは思わないのだろうか。

あと、個人的に母親正義の流れが怖い。母親が正しく子供が間違っているとは限らないし、本当に毒でしかない親がいるので、悪意なく他人に干渉し、自己の考えを押し付けるチートな母親とか、怖い。可愛いを盾にグングンくるの怖い。おっぱい大きくて、優しそうで、可愛くて、可愛くて、もう悪意ない感じが背筋が冷える。怖い。過保護という毒もあると思う。

母親にも子供だったこともあるし、母親にも母親以外の人生や考え方や生き様があると思うのだよね。それを母親という部分だけ強調されるの、駄目だ。多分、自分自身が母親というものが受け入れられていないからかもしれない。

最終回のシラーセさんの「お母さんのパンティ~」の台詞が一番好きかも知れない。

総評として中の中。個人的には深く考え始めると、全然、楽しめない怖いアニメだった。曲、可愛かった。

 

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