全12話視聴完了。途中から途中まで。
かなり昔に、小さい頃に『中華一番!』のアニメを見た気もするな。黄金チャーハンだよね。米粒一つ一つが玉子をまとってまるで黄金。黄金チャーハン。あれは衝撃的だったし、それ以外に何も覚えてはいなかったのだけれどさ。
アニメは、すっきりした絵柄で可愛いというのが第一印象。そして内容自体が、料理人としてのレベルアップするため、中国各地を回っており、何故か時折料理勝負をしているという位なので、特に『中華一番!』の記憶もなく、原作を読んでいたわけでなくてもすんらり観られた。最も、たまに当たり前に知っているでしょという感じで過去のあれやこれやあったけれども、個人的にあまり気にしない人なので問題はなかった。ただちょいちょい親切で回想映像をはさんでくれたりもしていたけれども。
ストーリーとしては、主人公は史上最年少で中国の頂点と言われる料理人資格「特級厨師試験」に合格した劉昴星(リュウ・マオシン)。マオ兄と慕う弟分的な少年、シロウ。師匠チョウユの娘で、ヒロインのおっぱい大きい美少女メイリィと共に旅をしている。そして、兄貴的雰囲気の鉄の麺棒を振り回すシェル。裏料理界で色々あった七星刀のレオン。その攻めの見本市みたいな2人を仲間加え、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具”を“裏料理界”から守るため、共に裏料理界と闘うことになる。
衝撃的だったのは、第12話での蟹料理対決にてレオンは対戦相手の出したスープを審査員が先に飲んだことによって蟹の味が感じられず、不味いと評価されるのだが、嗚呼、『鉄鍋のジャン』だったら普通のことだし、寧ろそのスープを見抜けなかったレオンの負けが普通なことなのになと思った。同じ料理対決でも作品が変わると、全然印象が違ってくるのだなと。それにしても、中華料理って勝負し過ぎじゃないと。嗚呼、あとマオとレオンの勝負で出た鯛の大きさもちょっとびっくりした。フィクション過ぎる。鮮度を戻す包丁もだけど、絵的インパクト大きかったな。
総評としては中の中。飲茶が食べたい。
PV https://youtu.be/rVhScOwNVJI