アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ガーリー・エアフォース』

全12話視聴完了。

ラノベ原作。美少女×戦闘機。

突然出現した謎の飛翔体ザイ。それに対抗するために開発された既存の戦闘機に改造を施したドーターという兵器。それを操るために作られたアニマ。主人公の少年、鳴谷慧は上海脱出船団で日本に向かう際にザイに襲われ、その際、グリペンのアニマに出会う。その後、避難先の祖父母の家で暮らす中、偶然、グリペンと再会し、自衛隊基地でバイトと称して、彼女のそばにいることとなり、同じ戦闘機に乗ることになって、あれやこれや最前線で共に戦うことになる。

ストーリーというか最終回が原作が続いているからというのもあるが、それにしても中途半端。何一つすっきりしない区切りで、中途半端だった。とりあえず終わりにしようとした感じで、引っかかるというよりも、さらりと忘れそうなラスト。微妙にわかり憎いパロディネタ。そして主人公のヒロインたちに対する態度も中途半端。いや、おそそらくメインヒロインであろうピンク髪の子を始め、アニマという人間の少女の姿をした対ザイ戦闘用自動操縦機構の子らにはこの手の物語にはよくある範囲であるとは思うのだが、幼馴染の主人公と共に中国から避難して来て一緒に暮らす少女、宋明華に対して、凄くどうでも良いような態度を取っており、何なんだろうと。映画の話しとか、買い物中に急に放置するのも、身内だから甘えているのか、何なのか。それなのに、最後の最後で自分の行動に理解と許しを求めるとか、どんだけ都合の良い女扱いしているのかと、見ていてドン引きだった。

これは戦闘機を描きたいがためのアニメだったのだろうか。いろいろな設定をなんとなく詰め込んで、戦闘機の擬人化ではないが、それに限りなく近い感じで。なんだろう、特筆することがあまりなかったかのように思える。女の子は可愛かった。中国から始まる脅威って、なんか、今の現状に似ている気がするなとか。そんな感じ。

総評として中の中。

 

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