アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『オーバーロードIII』

全13話視聴完了。

待望の『オーバーロード』第3期目。

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前回、Ⅱにてトカゲとセバスチャン中心で、アインズ様の活躍が殆どなかったけれども、Ⅲはアインズ様大活躍。皆の期待に答えるためにいつの間にか世界征服を目指しちゃったりでついに表舞台に。でもって相変わらず、自分の行動が意図せず好意的見解と共にコロコロと転がって状況が変わっていくアインズ様。期待に答えようとするアインズ様。

そして、何たって圧倒的力量がある主人公って良いよね。しかも今回、第1話では、そんなアインズ様のサービスシーン満載。まさか、温泉入浴シーンまで見せてくれるだなんて。もう、顔がにやけてしまったよ。骸骨なのに。アインズ様めっちゃ可愛い。表情がわからないキャラクターってその行動次第で凄く愛嬌があるように見えるよね。アインズ様、好き。良かった。第4期もアニメ制作してくれると良いなと思う。

総評として中の上。

 

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『人外さんの嫁』

全12話視聴完了。

5分アニメってOPがED曲とCMを抜いたら何分位になるのだろう。でもって、アニメの前に実写でカネノギさんという人外さん、妖怪というか、まぁ、そんなメインキャラクターの着ぐるみがお散歩するという映像が毎回挟まるのだけれども、それがCMでなく本編の一部だって気付くのに時間がかかったわ。

ストーリーとしては、人外さん×男子高校生の甘い新婚生活。とある高校、そこに通う普通の男子高校生である日ノ輪泊はある日突然、担任の先生に呼ばれ、不思議な生き物「ナネノギさん」の結婚相手になったと告げられる。反感もありつつ、戸惑いもありつつ、案外、幸せいっぱいな日常生活。

と、なんだろう。原作の4コマを読んだ時から思っていたのだが、人外さんはクラス写真から結婚相手を相手の意思も関係なく選ぶって、なんか、生贄的じゃないかと。でもって、学校は生贄を集めた空間で、物凄く非人道的な物語りが、このゆるふわな日常物語りにはあるなと。なんか、怖いと思ってしまった。最も、深く考えてはいけないのだろうけれども。いや、それも含めて萌とかなのだろうか。とかとか。

総評としては中の下。

 

『デュラララ!!×2 転』『デュラララ!!×2 結』

多分、『デュラララ!!』は全部観た。はず。第1期と間が空いてしまったので、定かではないが。HDに残っていた録画を再生したので。そして『デュラララ!!』が始まってから約10年ですか。もうそんなになるのですか。びっくりです。凄くびっくりだよ。そして恐ろしい事に自分がここ10年、変わった気がしない。相変わらずアニメ観ながら、しずちゃんとイザヤは結婚しているからとか信じていたり。もうあそこ夫婦だから。とか。あまりに夢中になり過ぎて、普段読まなかったラノベに手を出してから10年とか。

当時、凄く新しい作品に思えたのだよね。いや、最先端であったのだろうなと思う。ネットで繋がり、リアルでも成立する人間関係。池袋という、東京だけれども、無国籍な埼玉県民の多い街を舞台とし、普通の人が所属するギャング集団。実在する都市伝説。日常に飽きた少年の非日常。多分、東京に住んでいなかったら、池袋、凄い場所だな。流石に首なしライダーはいないまでも、こんな街があるのかと目を輝かせたと思う。いや、実際に池袋は凄い街だよ。何か非日常が隠れているのだろうなとおもう治安の悪さで、個人的に、うん。苦手だよ。迷子になっていたら、見知らぬ外国人に道を聞かれ、私もそこに行きたかったと言葉を漏らしたら何故か連れて行ってくれたとか。謎な人がいるのだよ。嗚呼、すれ違い様に死ねと言われたのが一番多い街でもあったわ。そんなこんなで、池袋には滅多に行く事はないです。独特な街だと思う。

2期はダラーズの創始者で一見毒にも薬にもならない平凡な少年風の竜ヶ峰帝人の暴走だった。個人的に、平和島静雄周辺が凄く好き。トムさんもだし、ヴァローナとか。だが、全体的にキャラクターが増え過ぎたのと、視点がコロコロ変わるので、全体像を把握できにくくはあるなと思う。それが面白さでもあるのだけれども。

総評としては中の上。格好良いアニメ。OPの中のあらすじが独特。

 

『殺戮の天使』

12話視聴完了。

最後まで追いかけきれなかった。テレビ放送分が12話までで、最終回と表記されていたので、まったく好みでないものの途中まで観てしまったからと惰性以外何物でもなく視聴を続けて、ようやく最終話だわと観ていたら、あれ? なんか引いているのにも関わらず何も終っていなくて、で、続きは「Amazonプライム」でって。でって。一体どういうことだよ。これが来春放送とかなら追い掛けていたかもしれないけれども、常々、続編は映画でとかにも言っていたれけども、同じ媒体でちゃんと完結させて欲しい。無理。メディアの壁を乗り越えて別の何かで見るほどの気力ってよっぽど面白かったり、好みであったりとか、何かないと無理だよ。

探索型ホラーゲーム原作とのことだけれども、観劇の演出を使った会話中心で進む脱出ゲームなのかな。中二病的要素が詰まっており、多分、はまったら凄い好きになるのだろうなと思う。中二病的ってすでに一周回って格好良いよね。素直にそう言っても許されるようになったよね。ラジオでその名前が出て来た頃から随分ニュアンス変わったよね。やっとそれがわかってきたよ。

自分を殺してくれと言う金髪少女、レイチェル。包帯に覆われ、死神のような鎌を持った殺人鬼ザック。一緒にここを出ることができたら殺してやるよという、約束の元に生まれた関係性と、絆。

多分、ゲームは面白いのだろうなと思う。キャラ同士の会話の掛け合い、もっとテンポが良かったら爽快で楽しめたのだろうなと思う。演出の問題か。

神の概念とか、ザックを神と呼び出したレイチェルとか、良かったよ。レイチェルの隠された秘密とか、気になるよ。気になるけれども、続きはネットでか。うん。そうだね。

総評としては中の下。原作ファン向けな気がする。

 

Kill me. please.

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殺戮の天使 Vol.1 [Blu-ray]

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TVアニメ『殺戮の天使』OP/ED主題歌

TVアニメ『殺戮の天使』OP/ED主題歌

 

『ぐらんぶる』

全12話視聴完了。

スキ。漫画から好きで読んでいたけれど、アニメも良かった。青春、海、酒。自分の大学生時代を振り返って、まぁ、酒くらいしか共通点はないのだけれども、なんだか凄く懐かしくなった。飲んで飲まれて飲んだっくれて、それにあんな海があったら、良かったのになとか。

「飛び込め、新世界へ」というキャッチフレーズ。大学進学を機に伊豆にあるダイビングショップに下宿することになった、平凡な青年、北原伊織。彼を待っていたのは可愛い従姉妹と青春のキャンパスライフ。そしてダイビングサークル「Peek a Boo」の屈強な先輩たち。イケメン残念オタク、今村耕平も加わり、いつの間にか加わったバカ騒ぎ。愛すべき全裸野郎どもと、おかしな方向に転がり出した大学生活。酒とスキューバダイビングと裸。

ダイビングも魅力的なのだが、個人的にはEDが滅茶苦茶好きだった。最終話の1話前、第11話では水樹奈々がちゃんと歌っていて、流石だぜと。作り込み方が好き。HPもだし、まず第1弾のPVがね。公開されてすぐに見たけれど、もう、漫画を先に読んでいただけに、嗚呼、もう好きだとなった。

総評としては中の上。続編制作希望。

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『最遊記RELOAD BLAST』

全12話視聴完了。

最遊記20周年プロジェクトって怖! もうあれから20年なの。正確には昨年放送で21年前ですが。いや、それ位、うん、それ位のはず。だけど、だけれども、ちょっと目眩がするわ。当時、最遊記の漫画連載始まった頃だよ。もう三蔵のイケメンっぷりに夢中だったし、沙悟浄のちょっと悪い男にはきゅんっとして、猪八戒さんの知的な姿に溜息が出、まぁ、ショタ属性がなかったので、当時、悟空の可愛らしさはスルーでしたが。そして煙草を吸う姿が大人って感じで、嗚呼、あの頃は煙草の美味しさも禁煙の辛さも知らず、ただ、男前を上げる素敵アイテムでしかなかったなぁとか。そんな幼き頃の黒歴史、基、青春が今更テレビで呼び起こされるだなんて。嗚呼。

いやぁ、大人になって観ると、色々と思う所はありますね。当時、イケメン流行の最先端を突っ走っていただけに、流行であったからこそ感じる今更なダサさとか。クレカに固執する会話の流れもだけれども、ストーリーとは別に次回予告後「うら最」には薄ら寒さを感じてしまっている自分がね。あのノリに付いて行けない。そして、過去に闇を抱えたイケメンたちって魅力的ではあるけれども、それぞれがそれぞれに駄目男だったなと、気付いたわけで。あの頃、そんなこと考えもしなかったけれども、仮に、もしも仮にあの4人の誰とお付き合いしても確実に苦労するだろうなとか気付いちゃうわけですよ。単なる王子様ではないし、それが魅力ではあったはずなのはわかっていたはずだけれども、今、こうして見ると、嗚呼、と苦虫を噛み潰した顔になってしまうので、そしてそれを越えて、二次元だからこそ駄目男が好物の自分がいたりして、もう、この20周年を迎える間にあった様々な経験だとか何かが、すっかり拗らせた自分との対面という形で現れて、正直に言うならば、この12話の間、自分が観ていたのは『最遊記』ではなかったのかもしれないとか。そんな感じの約6時間。頭を抱えるしかなかったのですよ。仕方ないね。仕方なかったのだよ。

まぁ、ストーリーとしては当時の記憶もおぼろげで、こんなんだったけとか、最初の方の短編組み合わせたのは見易くてよいよねとか、最終話の戦闘シーンはこんなファンタスティックだったっけとか、結構、まっさらな感じで楽しめたとは思う。改めて、面白い作品ではあったのだよなと。

総評として中の中。過去に闇を抱えた様々なタイプのイケメン駄目男4人組の珍道中物語りって魅力的だよね。

 

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最遊記RELOAD BLAST: 1 (ZERO-SUMコミックス)
 

『進撃の巨人』Season3

第38話から第49話視聴完了。

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相変わらず滅茶苦茶面白い。凄い。凄いよ。第3期の1話目、38話は正直NHKに放送局が変わってどうなるのだろうと、期待外れかもしれないとドキドキしていたのだが、2話目、39話「痛み」にて、やってくれましたよ。冒頭のアクションシーン。もうすでにそこだけで繰り返し5回は観たね。凄い。動く。圧倒される。あの立体起動を使ったアクション。一気に街を突き抜けて、酒場に転がり込む兵長。息が詰まったわ。これ、映画でないよね。TVアニメだよね。そして、あのアクションのクオリティが衰えない。一番の見所は39話ではあったけれども、その後も決してがっかりしないまま続いて、ストーリー的にも次々と明らかになる巨人と世界の謎と、過酷過ぎる運命。エレンちゃんますますヒロイン。何度も攫われて、凹んで自暴自棄になって這い上がって。今回、出番が本当に少なかったけれども、しっかり主人公としての役を果たしていたなと。

個人的にスキだったのは、ヒストリアが王になった時に、兵長に殴りかかったの良かった。笑いながら「どうだ、私は女王様だぞ」と言うのに、兵長が「お前ら、ありがとう」と答えるの、ますます兵長に惚れるしかないね。

ウォールマリア奪還作戦開始で終るのだが、EDの途中のあれは何? もう、続編は2019年4月。もう、楽しみ過ぎるよ。そしてアニメを観てから原作を読むことにしているので、これでようやく続きが読める。

嗚呼、面白過ぎて鳥肌立つよ。凄いよ。そんなの他にないよ。

総評として上の下。

 

痛み

痛み

 
進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

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