アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』

全12話視聴完了。

異世界転生風だが、『ソードアート・オンライン』的な、単にゲームをしているだけなのだが、リアルとゲーム世界が同じく描かれている系のアニメ。

主人公のメイプルちゃんはゲーム初心者で空気が読めない不思議ちゃんな子という立ち位置で、ゲームの穴をついて、暗黙の了解とか何となくあるマナーとか、そういったものを全て気付かない知らないからスルーして、偶然と反則ギリギリのチート技でゲームを攻略していく。

個人的に、このゲーム面白くなさそう。主人公に好感も持てないし。というか、主人公ちゃん、後半の方だろゲーム廃人になっているのじゃないかと不安。だって時間が物を言うであろうオンラインゲームで、なんか、ずっとゲームしていたよ。そりゃ、メイプルにゲームを勧めた友人サリーの母親もゲーム禁止にしちゃうよ。第2話だったっけ、ゲームとリアルを混同していたし。心配。

総評として中の下。

youtu.be

 

 

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』

全12話+総集編1話視聴完了。

ソードアート・オンライン』のスピンオフ。ウィキを見たら、2012年が最初の放送だったので、感想がないことに気付き、嗚呼、そんな前だったっけ。

ストーリーは、『ソードアート・オンライン』に登場する銃と鋼鉄の世界の「ガンゲイル・オンライン」というゲームを舞台とし、現実世界とゲーム内の世界を同じ世界として描かれている。主人公は背が高いことをコンプレックスに思う女子大生、小比類巻香蓮こと、レンちゃん。ゲーム内では小さくて可愛くなりたいと、全身ピンクの幼女のアバター。コツコツ地道にレベル上げから、対人戦にのめり込みピンクの悪魔という二つ名を手に入れる。そして、ベテランのお姉さんプレイヤー、ピトフーイと知り合う。サディスティックでミステリアスな彼女と意気投合し、彼女の意向で「スクワット・ジャム」という大会に初めて出会う大男エムと共に参加することとなる。そして初参加にも関わらず優勝したレンちゃん。で、前半。後半はエムさんがリアルで接触してきて、次の大会でピトさんと倒さないと人が死ぬとかなんちゃらかんちゃらで、友人のフカ次郎と共に大会に挑んだり。でもって、憧れのアーティスト神崎エルザの存在とか。

まぁ、後半は色々突っ込み所満載だった。が、戦闘シーンに良い音楽が付くと、もう最高に格好良くなるよね。画面から目が離せない。ゲームとリアルのバランスも面白い。絵も可愛い。個人的に総集編の作り以外はとても良かった。微妙に作中回想という形で解説されるの苦手。

総評として中の上。『ソードアート・オンライン』を知らなくても充分楽しめる内容ではないかなと思う。

 

youtu.be

『へやキャン△』

全12話視聴完了。

ゆるキャン△(『ゆるキャン△』 - アニメ視聴否忘失録)』の番外編。ショートアニメ。野外活動サークルのメンバーが山梨県内の各地を巡る。各地の名物を味わい尽くして繰り広げる女子高生の珍道中。観光案内。もう、山梨に行きたくなる。キャンプはちょっと敷居が高いけれども、山梨旅行なら行けるよね。今、こんな情勢で旅行自粛しなきゃだけれども、落ち着いたら行きたい。

総評として中の中。短いので何度でも見返せる。

 

ツナ缶のなぞ

ツナ缶のなぞ

  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: Prime Video
 
へやキャン△ [Blu-ray]

へやキャン△ [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: Blu-ray
 
ふじさんとカレーめん

ふじさんとカレーめん

  • 発売日: 2018/01/09
  • メディア: Prime Video
 

『ハッピーシュガーライフ』

全12th Life視聴完了。

可愛い絵柄でサイコホラー。グロ。タイトルと絵柄とできらら系かと油断して視聴開始したのでびっくりしたよ。でも絵と内容にギャップあるのってつい見ちゃう。アンバランスさが癖になるというか。

真実の愛を求めて奔走する美少女JKと天使のロリッ子。世界は欲望に溢れ、二人の住むお城を侵そうとしてくる。拙い二人が守ろうとするハッピーシュガーライフ。大人が醜く描かれているのは、幼さこそが純真無垢の美しき存在で、成長するにつれてそれが汚れていくからなのだろうか。そしてロリっ子に少女性がと思って見ていたら、ロリっ子が一番大人だったという。だが、ロリっ子に人格を求めなかったのは、視聴している自分だけでなく、主人公のJKもだったという。なんだろう。ロリっ子に求められていたのはバブみだった。

ストーリーは、誰も愛したことのないピンク髪の賢い美少女女子高生、松坂さとう。さとちゃん。ある日出会った幼い少女、神戸しお。しおちゃん。それにより本当の愛を知ったさとちゃんは、愛のためなら監禁も殺人も辞さない、愛を偽らなければ何をしてもいい。二人きりの生活を守るためアルバイトに励む。さとちゃんに付きまとう変態教師。さとちゃんとバイトで知り合い、美人店長さんに色々されて大人女子無理。ロリっ子はあはあになった金髪少年、三星太陽。しおちゃんを探す兄の神戸あさひ。さとちゃんと親友と思い込んでいて、踏み込み過ぎて殺されちゃう飛騨しょうこ。さとちゃんの保護者のさとうの叔母はさとちゃんとしおちゃんの住むマンションの305号室に住み、他人の欲を、暴力でも性行為でも、全てを受け入れることを愛と感じ喜ぶ性的趣向の持ち主。そしてさとちゃんは嫌悪感を抱いているが、さとちゃんという人間性を形成した人物で、嫌悪感を抱かれていて、協力者になる。盛大なネタバレると、最終的に色々事件を侵したマンションを証拠隠滅として火を点けてさとちゃんとしおちゃんは逃避行を図るも、結局は屋上からの心中。でもって、愛を知ったさとちゃんは身を挺してしおちゃんを助けて。ハッピーエンドはないと思っていたが、やはりハッピーエンドを願ってしまっていたので、ちょっと泣いた。いや、二人の心中ではある程度納得できた愛のラストでハッピーエンドだったのかもしれないが、個人的には生きて欲しかったよなと。

 愛を探す物語って良いよね。愛って主観でしか答えが出ない物だから、一見すると視野が狭い物になりがちなものを様々な形で描いていくのって面白いよね。入り込めたら一気に惹き込まれるし。その危うさは物語として魅力的。

総評として中の上。

 

youtu.be

1st Life 砂糖少女は愛を食む

1st Life 砂糖少女は愛を食む

  • メディア: Prime Video
 
ハッピーシュガーライフ(1) (ガンガンコミックスJOKER)
 

 

『コップクラフト』

全12話視聴完了。

ハードボイルド系ファンタジー的刑事物。

ストーリーは、15年前に太平洋上に異世界と繋がる超空間ゲートが出現し、その向こうには妖精やヴァンパイア、魔物が住んでいた。太平洋上にあるカリアエナ島のサンテレサ市は異世界からの移民が住む都市。世界で最も新しい夢の街。その一方で、蠢く数々の犯罪。それに立ち向かうサンテレサ市警察。刑事ケイマトバと、異世界人の騎士ティラナ。麻薬、売春、武器密売。性別も性格も生まれた世界も違う二人が出会い、共に事件に対峙する。

キャラクター原案が村田蓮爾さん。この方の描かれる女の子、印象的で透明感があって可愛い。好き。何処かの民族衣装風の凝ったデザインのお衣装が良い。おっさんと少女の組み合わせ、親和性があるよね。そんな感じで個人的に好きな要素が詰め込まれていて、単話でドラマ性があって面白かった。

総評として上の下。放送禁止用語が満載らしい原作読みたいけど、最近の積み本が積み上り過ぎていて手が出せない。悩む。

 

youtu.be

「COP SHOW, WITCH CRAFT」

「COP SHOW, WITCH CRAFT」

  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: Prime Video
 
コップクラフト 1[Blu-ray]

コップクラフト 1[Blu-ray]

  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: Blu-ray
 

『キャロル&チューズデイ』

全24話視聴完了。

観ている間は夢中だった。主人公の2人の歌に涙があふれて、嗚呼、なんて素敵な物語なのだろうと。本当に頭の中に2人の少女が生きていた。一時の、夢のような作品。とても面白かった。凄く面白かった。

だけれども、ストーリーを反芻すると、音楽を愛する家出少女チューズデイと孤児だった少女キャロルが出会って、キャロルアンドチューズデイというユニット組んで、デビューして。そこまでが前半。後半は政治的問題でアーティストの自由が奪われるようになり、それに反発した主人公たちがライブをする。とても単純な物で、音楽もとても良かったのだけれども、ストーリーの中に組み込まれた一つなので、アニメの中で聞く音楽と、その後、CDで聞いた音楽だと印象が変わってしまう。

何が良かったと説明できない。全体としてよくできたアニメで、面白かったのは確かなのだけれども、何がそんなに自分を惹きつけたのかわからなくなった。

チューズデイ可愛かった。前髪パッツンが好き。チューズデイという名前ぽくない名前のキャラクターが好き。キャロルの住んでいた家が恰好良かった。理想。主人公と、そのライバルのアンジェラだけでなく、ちょい出のアーティストたちの音楽も聞き入ってしまうくらい良かった。特にデビューをかけたオーディション番組は画面から目が離せなかったな。個人的にマーメイド・シスターズの曲、好きだった。細々とはあるけれども、圧倒的に全体としての完成度が高く、トータルで良いからこれがと言えないのか何がと言えない理由かもしれない。

なんだか24話ってとても長いのだけれども、映画を見終えたかのような印象だった。完成度の高いアニメだなと思う。

総評として上の中。

 

#1 True Colors

#1 True Colors

  • 発売日: 2019/12/27
  • メディア: Prime Video
 
TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.1

TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.1

  • アーティスト:various
  • 発売日: 2019/07/31
  • メディア: CD
 
TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.2

TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.2

  • アーティスト:various
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: CD
 

『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』

全File.12+総集編視聴完了。

太めの線に主人公の正義中がどかんと来るわりに後味すっきりなのは構成自体が単純というか、わかりやすかったからだろうか。

ドラゴンをヒエラルキーの頂点とし、エルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など、多種多様な種族がなんとなく共存する世界。しかし、ドラゴンはほぼ人間と変わらぬ姿となった。そんな失われたドラゴンの力に心酔した凶悪テロ組織ナイン。主人公の青年七月清司は、9年前ナインの起こしたエアポートテロ事件に巻き込まれ、ある警察官に命を救われ、自らも警察となった。そんな彼が配属されたのは対ナインとして設置された、各エキスパートでありながらも、はぐれ者集団で個性的なメンバーを集めた警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課。通称トクナナ。そこで警察ドラマあるあるなニックネーム、ルーキなんか付けられて、次々引き起こる難事件に、ナインと対決したり。

最終的に拳で殴り合うようなエンディングが大変好感が持てた。ただ、なんだか個性的といいつつ、よくあるキャラクターの集合体のような感じで、各メンバーはあまり印象に残らなかったなと。

個人的にベトナム料理が出て来たのが印象的で、生春巻きが食べたくて初めて作った。あれってなかなか上手く巻けないのね。難しかったよ。あとフォーが食べたい。

総評として中の中。

 

PV  https://youtu.be/hk6t6wsGa3c

 

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- 第1巻 [Blu-ray]

警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ- 第1巻 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA アニメーション
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Blu-ray