アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『B-PROJECT〜絶頂*エモーション〜』

全12話視聴完了。Bプロアニメ第2期。だが、第1期の記憶がスパンッと抜け、感想を読み返して、朧げに思い出すという。嗚呼、こういう時のためにこのブログ書いていたのだったと。そして第1話のオープニングのライブシーンの後の息切れのシーン印象的だったな、以上みたいな。

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第2期は、この作品に自分の推しがいなくて良かったなと。全体的にちょっと引いてしまう自分がいたよ。キャラの軽薄さ。絵の崩れ方。そして動かない。最終話でさえも。そして何より、唐突に放り込まれるBL要素も。ストーリーは成立していたか。夜叉丸さんの復讐が単なる逆キレと判明した後の、ライブ会場の云々。スポンサーはあの新曲のどこにそこまで心を動かされたのか。そもそも、スポンサー企業のお偉いさんが、この曲最高と思ったからと言って、それで一度決まったことを覆せるのかとか。なんか、なんだかなだよ。

個人的に、第1期の第1話がピークだったように思える。推しが、いなくて良かった。

最終話のライブシーンはやたらガタイが良かった。

総評として中の下。

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『ネコぱら』

全12話視聴完了。ゲーム原作。擬人化猫と一緒に暮らす日常癒し系アニメ。ネコが美少女。あまりに普通に少女過ぎて、人間とネコの区別がつかない。

ストーリーは、主人公的立ち位置の唯一の男性キャラクター、老舗和菓子屋の実家を出てパティシエとしてケーキ屋をオープンさせた水無月嘉祥。引っ越し荷物とともに送られてきたのは、実家で飼っていたショコラとバニラという2匹のネコちゃん。ネコが給仕をするケーキ屋さん。さらに、嘉祥の妹、時雨様。実家で暮らす、ショコラとバニラのお姉さんネコのアズキ、メイプル、シナモン、ココナツ。でもって、ショコラがお使いの途中で拾った仔ネコのカカオちゃん。ひたすらにただ可愛いネコ耳の美少女たちがキャッキャする素敵な日々。

何も考えずにただ画面の華やかさに癒されていたのだけれども、途中、ネコの寿命ってとか考え始めて、どんどん悲しくなってしまったが、HPの方に「1歳で成年し、そのまま外見が変わらず長い寿命をもつ、人間と似ているようで違う生き物である人型ネコ」と記述されていたので、ちょっと安心した。そしてそれと同時に、それ以上、設定について考えるよりも、ただ、画面を愛でて楽しむ作品だなと思い、最終回の水着回を見終えた。

ラストの締めは時雨様の「それに、ネコのいる生活ほど幸せなものはありませんから」という台詞。なんか、ネコというより、美少女だけどね。アニメの最後にリアル猫の紹介を挟むのだけれども、この作品は、ネコ好きをターゲットにした作品だとしたら、ネコのままじゃなくて良いのだろうか。疑問。

総評として中の中。

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TVアニメ「ネコぱら」Blu-ray BOX I

TVアニメ「ネコぱら」Blu-ray BOX I

  • 発売日: 2020/03/27
  • メディア: Blu-ray
 

 

 

『宝石商リチャード氏の謎鑑定』

全12話視聴完了。ラノベ原作で宝石題材のイケメンキャラのオムニバス形式のアニメ。

キラキラしていたよ。CMが結婚式場だし。宝石だし。金髪イケメンだし。イケメンがイケメンキャラとして推してくるし。BL匂わせだし。無自覚風のあからさまなイチャイチャなのに男性は恋愛対象でないですとか溜めに溜めてから言うし。それでもなんだか必要以上にラブいし。それは決して腐った眼で見ているからではなく、そういう風に作っていて、恋愛やら友情やらそういうのを越えて、人と人として信頼とか絆とか、そう言いたいのかもしれないけれども、そんなことよりもBL匂わせが、BLは嫌いではないにしても、しつこくて若干うんざりしてしまった。

ストーリーは、男子大学生の正義君。ふとしたことで知り合った、金髪碧眼、美貌の英国人の宝石商、リチャード。正義君は、彼の持つ祖母の指輪をきっかけに、リチャードが店主を務める銀座の宝石店「ジュエリー・エトランジェ」でアルバイトをすることになる。そこで日々起こる宝石に纏わる様々な謎と、次第に変化する二人の関係性。そして、二人の抱える家族の問題。

面白かったよ。見やすかったし。ただ、個人的に気になったのは、銀座の一等地にある宝石店の店員がアルバイトは言え、普段着でお茶出ししたりって、どうなのだろうと。リチャード氏が仕事に厳しいから余計に不釣り合いで。最後に正義君がスーツでお店にいたのは、就職したからなのかなとか。あとは、棚いっぱいのお菓子は夢があるね。プリンを作るのに角砂糖って、そんなに味が変わるのかなとか。多分、物語の本筋とは関係ないところばかりが目についてしまった。

銀座、良いよね。銀座に行きたいよ。キムラヤさんでお茶したい。東急プラザをぷらぷらしたい。デパートの催事チェックしたりとか。銀座の背景みながら、そんなことばかり考えていた。

総評としては中の中。

 

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 Blu-ray 第1巻
 

『歌舞伎町シャーロック』

全24話視聴完了。

推理落語というコメディー的ミステリーだと思って観ていたら、実はBL三角関係の特殊性癖の泥沼愛憎劇だった。

ストーリーは、新宿區が東西を壁とゲートで分けられた世界。混沌たるイーストサイドの歌舞伎町にある探偵長屋が舞台。ウエストサイドで医者をしていた青年ワトソンはとある事件に巻き込まれ、その長屋にいる落語を愛する変人探偵ホームズに依頼をするために来た。そして色々あってホームズの助手となる。長屋のオーナーでBARパイプキャットのニューハーフママ、ハドソン夫人。ケッペキ探偵の京極冬人。男を化かす姉妹探偵のメアリとルーシー。刑事崩れのおっさん探偵ミシェル。チンピラ探偵の小林寅太郎。どこか聞いたことがある名前の個性豊かな探偵たちは、事件の依頼を受けると、報酬をゲットするために犯人捜しの推理レースが始まる。

個人的にミステリーは『名探偵コナン』しか履修していないので、本当に疎いので、まさかそんなシャーロックがワトソンとそんな関係で、モリアーティがあんなかんじだったなんて。最近の作品は『文豪ストレイドックス』とか『文豪とアルケミスト』とかもそうなのだけれど、あれ、文豪だけど、まぁ、他のキャラクターの名前を使う意味と必要性があるのか考えてしまう。あまりに有名だと、薄荷とかフォスフォフィライトとか、印象を与えるキーとして作用するのか。あるいは、『シャーロック・ホームズシリーズ』に対するリスペクトなのか。まぁ、『シャーロック・ホームズシリーズ』を読んでいないので、これ、観ていてわかるのかなと若干敷居を上げてきたのだけれど。

色々思うところの多かった作品だけれども、一番引っかかったのは、落語。主人公が落語好きということだけれども、彼はどれだけ落語を知っているのだろうか。ご隠居って誰。ご隠居がいなければ落語にならないとでも思っているのだろうか。それでも、視聴開始直後はもっと古典落語と絡めて物語が動くのかな、と期待したのだけれども、単に急に口調が落語っぽくなるだけという、しかも会話が噛み合わない、一方的な喋りでコミュニケーションが取れていない、完全なるコミュ障。急に始まる謎の語り。寒い。置いてけぼりだよ。最後まで、いや、最終話が一番うすら寒く感じてしまった。

総評として中の下。歌舞伎町が賑やかだった。久々にEGO-WRAPPINの曲を聴いて、学生時代を思い出して懐かしくなった。いつも行っていた雑貨屋さんが流していたなと。

 

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#01「はじめまして探偵諸君」

#01「はじめまして探偵諸君」

  • 発売日: 2019/10/12
  • メディア: Prime Video
 
歌舞伎町シャーロック BOX 第1巻 [Blu-ray]
 
ベストラッピン 1996-2008

ベストラッピン 1996-2008

 

『異種族レビュアーズ』

全12話視聴完了。最初、MXで観ていたのだが、5話以降から放送中止となり、その後はBSでの視聴。

内容としては、人間は勿論、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界を舞台に、冒険者で人間のスタンクと、エルフのゼル、ハーフリングのカンチャル、犬獣人のブルーズ、そして天使の輪を破損させて天界に戻れなくなった天使のクリムヴェールたちが、あらゆる異種族のスケベなお店のサービスをクロスレビュー方式で発信していくというもの。

よくこの性風俗という題材の作品をアニメ化したよ。漫画の帯でアニメ化知ってびっくりした記憶がある。しかも地上波でと。

個人的には、どうしてここまで偏見や差別のない優しい世界を、ここまで下世話に描けるのだろうかと衝撃的な物だったのだが、性風俗という時点で噛付く人多いよね。

ちょっと前に芸人の岡村さんが「コロナの影響で可愛い子が風俗に来るの楽しみ」的発言をして怒られたらしいだのどうだのとう噂を聞いたのだけれども、自分はラジオは聞いていないのではっきりしたことは言えないが、そんなに間違ったことを言ったのかなと思った。風俗って売る側も買う側も、売春とそれに準ずる商売に悪ってことはないと思うのだよね。人間の欲求をお金に換算して売買するって、美味しい物を食べたり、買い物をしたり、それらと一体何が違うのだろうって、自分はずっと謎なのだよ。そして、もしそれらの商売で誰かが搾取されているとしたら、それはシステム上の問題なので、ルールをちゃんと設けるべきだと。まあ、自分はそんな風に思っている。そして、この作品はそんな風に思う自分が、気持ちに合致して楽しめる作品。

作品自体に思うところは、個人的に、人間のサキュバス嬢であるミツエさんが、自分よりもはるか年上のエルフなどのサキュバス嬢たちに、熟女の大ベテラン的立ち位置で物を言うのがよくわからないなと思った。特にミツエの部屋とかコーナーがあった分、彼女の立ち位置が謎だった。

総評としては中の上。人を選ぶが、一見の価値ありだし、漫画も面白い。

 

異種族レビュアーズ (ドラゴンコミックスエイジ)
 
異種族レビュアーズ 1《 通常版 》 [Blu-ray]
 

 

『神田川JET GIRLS』

全12話視聴完了。

主にお色気系+ちょい百合要素。ただ、力が入った白消しは第2話くらいまでで、その後はまあ健全画面。健全、いや、見せられる範囲というか。

ストーリーは、「ジェットレース」という、水上バイクのようなマシンを操縦するジェッターと、ウォーターガンで対戦相手を攻撃するシューターの2人1組で組んで競う競技がメジャーな世界。そこで、伝説のジェッターを母に持ちジェットレーサーを目指して上京した主人公、波黄凛。彼女はクール系美少女、蒼井ミサと出会う。2人は共にパートナーとして絆を深めつつ、ライバルたちとレースを繰り広げながら、神田川杯優勝を目指す。

まぁ、普通に勝って普通に終わるのだけどね。

個人的におっと思ったのは、第10話の水着回。ビーチバレー対決というお約束展開に主人公の2人の声掛けが「レシーブ大事にね」「声かけ忘れずに行こう」という。文系どっぷりな人からは出てこないようなリアルな感じが良かった。まぁ、バレーとかやらないから知らないのだけどさ。あと、ちょいちょいエロ衣装なので、水着回が映えないね。

あとは、浅草観光とかする回があるので、浅草に行きたくなる。浅草寺に参拝して、大黒屋さんで黒い天丼食べたり、仲見世通り冷やかしたり、無駄に和紙とか買っちゃって、今はなきアンゼルセンでサバラン食べて、神谷バー電気ブラン飲んだり、ホッピー通りで煮込みつまみつつホロ酔いとか。浅草堪能も好きだし、浅草から道具屋筋冷やかしつつ上野までお散歩も好き。スカイツリーから浅草まで歩くコースも楽しい。あとは最近、夜中にYouTubeで雷門のLive映像見るのにはまっている。なんとなく夜中でも警察官は普通にお仕事をしているし、スピーカー付いているので、静寂の中にも車や電車の音、騒ぐ声とか聞こえて、世界は回っているのだなと安心する。

総評としては中の中。

 

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#01 神田川が呼んでいる

#01 神田川が呼んでいる

  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: Prime Video
 
神田川JET GIRLS Vol.1 [Blu-ray]

神田川JET GIRLS Vol.1 [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: Blu-ray
 

 

『ソードアート・オンライン アリシゼーション』

全24話+総集編1話視聴完了。第3期第1部。

作品どうのということではなく、個人的問題として、あんまり長いと集中力が欠けてよくわからなくなってくる。あまり大きな盛り上がりもなく一定テンションで流れがちな24話。そして初回は1時間。ずっと見ているはずなのに終わらない。そして最終話まで見ても、続く。長い。

ストーリーは、ゲームのテストダイバーのアルバイトをしていたキリト君。事故で怪我して意識不明で何かに巻き込まれて行方不明。そしてゲームの世界。ログアウトできない仮想世界アンダーワールド。そこで親しくなった少年ユージオと共に剣士として世界の秘密に迫る。そして戦ったり。色々。なのだけれども、後半唐突にエロゲー。唐突にエロとグロで衝撃的だった。

あと、最終話の後にゲームの宣伝をするので、長々とCMを見せられたのかなと錯覚しかけた。そんなことはないのだけれどさ。

総評として中の中。

 

第1話 アンダーワールド

第1話 アンダーワールド

  • 発売日: 2018/10/13
  • メディア: Prime Video