アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ツキウタ。 THE ANIMATION2』

全13話視聴完了。

ツキウタシリーズ、3作目だけど、間はサイドストーリー的な別グループだったので、第2期。

『ツキウタTHE ANIMATION』 - アニメ視聴否忘失録

『TSUKIPRO THE ANIMATION』 - アニメ視聴否忘失録

びっくりするほど第1期の感想から変わらない。そして、ブログ読み返して、仮にあるであろう2期を見ても同じ感想だろうと書いてあって、なんで自分はこれを観たのか謎。そう思ったことすら忘れていたのだろうな。『ツキウタ』というタイトルだけ記憶に残っていて、前作観たから観るか位の感じだったのだろうな。

最後、ライブ「FULL MOON FESTIVAL 2020」に向けて皆頑張って、ライブで終わると言うのは良い感じに区切りがついて良いね。

相変わらずキャラも覚えられず、3Dで絵も特段に良かったわけでもなく、なんとなくイケメンとされているキャラクターが歌って踊る、それだけで格好良く感じているのはダンスや曲がとは本当は関係なく、勿論、それらも良いのだろうけれども、多分、自分は格好良いという記号に反応しているからではなかろうかと。相変わらずの自分がチョロいなと最終回を観ながら思った。

総評としては中の下。

 

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第1話 1秒前よりも……

第1話 1秒前よりも……

  • メディア: Prime Video
 
【BD】ツキウタ。 THE ANIMATION2 第1巻 [Blu-ray]
 

『禍つヴァールハイト -ZUERST-』

全12話視聴完了。

19世紀のヨーロッパ的世界観のファンタジー。モンスターは出て来るが、巨大な敵の存在というよりも、自然災害と人間対人間の戦いといった感じ。

冒頭は、正義感の強い世間知らずの青年レオカディオが軍人に就任した所で始まる。そして、偶然に出会った、運送業の妹思いで人は良いが流され系の気の弱い青年イヌマエル。荷物の取り違いによって、イヌマエルは捕まり、密輸組織レッドキーパーに関わることとなる。厄災「光」の再来が予言され、荒廃した人々、腐敗した帝国政治、それに謎の人体実験。

色々あって、最後のレオカディオとイヌマエルの戦いになるの面白かった。光の封印とか軍とか政治とかあるけれど、物語の中心はあくまで二人というの。

イヌマエル君、ずっとパッとしないなと思っていたのだけれども、最終回でイケメンになっていて、経験は彼を大人にしたのだなと。「新たなヴァールハイトの夜明けです」と言われても、あまりこれからどうなるとか明るい未来があるような最後ではなかったにも関わらず、そんな彼が赤ん坊を抱いていると終わりの始まり的雰囲気で良かった。よくわからないまま終わった感はあるけれどもね。

総評として中の中。

 

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第1話 「THE GETAWAY -Part One-」

第1話 「THE GETAWAY -Part One-」

  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: Prime Video
 

『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』

全12話視聴完了。

ストパンのアニメ第一シリーズが2008年で、もう10年以上前ということに驚きと戸惑いしかない。『ブレイブウィッチーズ(『ブレイブウィッチーズ』 - アニメ視聴否忘失録)』も2017年で4年前とか。もうストーリーとか設定とかキャラクターとか覚えていられないよ。いや、そのためにこのブログを書いているのだけどさ。

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」。ネウロイとの戦い。ベルリン奪還作戦。サザエさん現象というか。当たり前なのだけれども、自分自身の時間と作中の時間の流れが違って戸惑う。まだ彼女たちはあの戦時下で戦い続けていたのかと、何と言うか、ブレイブ辺りから思うようになったのだけれども、そんなまだ幼さすら残る少女たちにばかりそんな重荷を背負わせてしまって、なんと酷いと。そしてそれはまだ終わっていなかったのかと。

ネウロイも、突如出現した謎の人類の敵とあるが、ネウロイは何処かから来たのだろうか。そこに生まれたのだろうか。仮に後者だとすれば、生まれた場所で、先住者から攻撃を受けたので、それを追い出し、自らの街を築き、安住の地を求めただけなのではなかろうかとか。まぁ、それが生存競争というものなのだけれども。ネウロイって最初は対話が可能なのではなかろうかとかなかったっけ。謎の存在でその実態がわかないだけにもやっと感が残る。

最後、宮藤さんの魔力が復活する流れとか、どこまでも精神論で「それでも私は守りたいんです」という、理屈がどうなっているのかよくわからないなと。

音楽に乗せた航空戦は格好良いよね。なんとなく良い感じに幕を閉じた気がした。

これからも戦い続けるだろうって、どこまでも「私も私にできることをこれからも続けていく」ってそれが全てで、ネウロイが何者でだろうとか、何故彼女たちだけに魔法力があるのだろうとか、そういうとこは関係ないのかもしれないのだろうな。

キャラクターは可愛いし、構成も良いし、音楽も良かったし、印象的だし、周囲の評価も良かった。だけれども、単純に個人的に好みでなかったのだなと、今更に気付いた。最後まで精神論で共感も感動もできず、ネウロイとの生存競争に少女を人類代表として前線に立たせているにも関わらず、効率的に下半身の防御力のない状態を当たり前にする感じが受け入れられないのだなと思った。下半身冷やすとお腹痛くなるよと心配しかない。

総評として中の中。

 

youtu.be

第1話 「アルプスの魔法少女」

第1話 「アルプスの魔法少女」

  • メディア: Prime Video
 

『魔王城でおやすみ』

全12夜視聴完了。

異世界ファンタジーコメディ。あっさりすっきり静かに楽しめた。

ストーリーは、魔王が人間の姫をさらい、魔王城に幽閉した。囚われのスヤリス姫は「寝る以外、することがない」と、己の安眠を追求し、魔王城を探索。いつの間にか種族を越えて愛される姫。そして最高の寝床。

 

ふかふかの枕に始まり、柔らかいシーツに、蚊帳に、更には日の届かない魔界に太陽の代わりとなる照明、ウォーターベッドなどなど。そのためには魔族を捉えて解体することも躊躇うことなく、己の目的遂行のために手段を選ばない。かなり自己中心的な姫が衝撃的だった。ただ、それでも憎めないのは、他人の手を借りることなく己の頭で考えて、なければ作ればよいじゃないかマインド。無口で黙々と目的を果たそうとする姿はとても好感が持てた。あまり他に見ないキャラクターかなと思う。

スヤリス姫、初見で絵柄が好みではないなと思いつつも、視聴を続けるうちに凄く魅力的になってきた。目の中に☆がキラキラしていて、可愛かった。幼い外見だけれども、物怖じしない達観したメンタルのギャップも良かったし。そして、そんな彼女に翻弄される魔王と、これは恋愛フラグなのか、それをスルーするのも、なんだかゆるっと見られて面白かった。癒し系と言ってしまうには、ちょっと違うかもしれないけれど、憎めないキャラばかりで、争いなどもなく、本当にゆるっと軽い気持ちで見られる。疲れた心に沁みた。安眠最高だよね。

最終的に、魔族と人間って何で仲が悪いのかなとか、もっと共存する道はあるのだろうなとか、そんな伏線を貼っているようで、スルーして終わったのも、ふかふかのベッドの前では大した問題でもないのだろうなと。睡眠大事だよね。寝ないとね。

総評として中の上。

 

youtu.be

 

 

魔王城でおやすみ 1 [Blu-ray]

魔王城でおやすみ 1 [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: Blu-ray
 
第1夜 眠れぬ城の姫

第1夜 眠れぬ城の姫

  • 発売日: 2020/10/12
  • メディア: Prime Video
 

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Rhyme Anima』

全13話視聴完了。

ヒプマイ、初めての出会いはたまたま聞いた曲。よくわからないけれど、無性にイライラする。そして他のどの曲を聴いても、不快だなと。ゲーム面白いよと勧められるも、全くその魅力がわからず。流行っているのね、と。

アニメの感想は、世界観の作り込みが兎に角雑。画面のチープさは『遊戯王』や『ヴァンガード』的な感覚で魅力なのかなと、思える。が、ラップバトル。世界観。もう脈絡がないというか、設定があってないようなもというか。何となく格好良いぽい台詞とシーンをつなげて、その接合部がボロボロ。そおんな印象だった。

設定として描かれているのは、第三次世界大戦にて人類の大半を失い、人類滅亡を避けるため、人類は武力ではなくディベートによる戦争回避を目指した。そして、既存の世界は武器による争いを続けようとする男から、女たちの手に移る。武器の代わりにマイクを手に。「ヒプノシスマイク」を通したリリックは人の交感神経、副交感神経などに作用する。と、この時点で武器の定義が自分にはもうわからなかった。薬物的な化学武器と言っても良いのではないかとか。謎。

そして行われるラップバトル。ラップ、なのか。エミネムなのか。ラップしていたのか。あれはラップなのか。

「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」の区画で生活する男たち。各代表がバトルをし、領土を得る。男たちの威信をかけたディビジョンバトル。兵器ではなく言葉が力を持つ世界。って、マイク通して「グハァ!!」とか言っていたら、殴り合いと変わらんのではと。

最後の最後でも「ラップの力」「ラップは楽しい」って、彼らはいつラップしていたのだろう。最終話決戦の流れたOPはラップではない気しかしない。でもって急に皆そろってダンスして、どれだけ仲が良いのだよ。相当練習しないとあんなに揃わないでしょと。思わず思わずにはいられなかった。更に畳みかけるように「俺たちはラップで新たな世界に踏み出した」って、良いこと言っている風で意味がわからない。何も踏み出した気がしないよ。皆仲良しだねラストで良いのかな。そんな感じで彼らは良かったのかな。

全ての意味がわからなかった。意味もわからないのに、例えで会話をしたりするから、更に意味が分からなくて、そもそも、根底がないからわからなくて当然で、それを楽しむ物なのだろうかとか。

キャラクターは、シンジュク組が印象的だった。寂雷先生が。お医者さん、メンタルの先生かなとか、教祖的。でもってメンバーの社畜君が患者っぽくてちょっと大丈夫なのか心配になる。もう一人はホストで。何だろう。麻天狼で新宿ってと。

後はヨコハマの左馬刻様。サマトキサマって響きが好きだった。全体的にネーミングセンスはちょっと印象的で良いなと思った。

ただ、どうしても気になって仕方がなかったのは、このご時世、タバコ吸いたい放題で、路上喫煙にポス捨てに、集団でそういうことするから、関係なくても「お前ら男どもは」って怒られるのではかと。いや、男も女も基本的に何も関係ないのだろうけれどさ。争いにも煙草のポイ捨てにもさ。
最後に、二期におわせが激しいラストで、すっきり爆発して終わって欲しかった。

総評として中の下。自分には無理だった。

 

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『くまクマ熊ベアー』

全12話視聴完了。

異世界転移。異世界、こんなにイージーになってしまって良いのだろうか。だからこそ安心して気楽に観られたし、可愛いだけを考えて、動くテディベア的クマに癒されることもあったのだけれども。それにしても、山もなければ谷もなかった。

主人公の引き籠り廃ゲーマーの少女ユナちゃん。「ワールド・ファンタジー・オンライン」というゲーム、或いはゲームに酷似した世界にクマ装備のクマっ子として転移してしまう。そこでチート魔法とスキルの最強無敵無双。魔物の解体ができるフィナちゃんと仲良くなり、領主と知り合い、その娘のノアちゃんに懐かれ、ひたすら楽しく自由気ままに、己の信念を曲げることなく凄く日常物語り。

結果的に人助け。楽しく生きるには倫理的に許せないことはそのままだともやるじゃないか。そんな感じでいろいろやっていくうちに、いつの間にかユナちゃんの周りには人が集まり、現実世界で抱えた孤独も癒され、キャッキャうふふなハートフル。

ごはんの絵が上手くて、最近のアニメの中では特筆して可愛くて美味しそうに感じた。第2話のユナちゃんにご馳走するシーンに夢中になってしまったよ。テーブルが華やか。お土産に渡した籠がなんだか印象的。パンに瓶詰めに肉の塊に、素敵お土産。そしてプリンに始まり、ハンバーグにピザに。それでみんなの胃袋掴んじゃうのか。そうか。美味しいよねと。そして最後の盛り上がりも、和食が食べたいと。お米とお醤油に味噌はないと生きていけないよ。わかる。

主人公が異世界にいることを受け入れるシーンのあっけらかんとした楽天的な感じが、現実世界にさして未練がないというバックヤードが透けて見えてくるの、後半になればなるほどちょっと切なく、異世界で色々な出会いがあって楽しそうで良かったなと思える。

それにしても、異世界に行く人は働き者が多いなと思う。

EDの「あのね。」が凄く可愛い曲。

総評として中の上。第2期楽しみ。

 

 

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#01 クマさん、登場

#01 クマさん、登場

  • メディア: Prime Video
 

『いわかける! - Sport Climbing Girls -』

全12話視聴完了。
スポーツクライミングを部活でする女子高生たちの物語り。スポーツ物。
主人公はパズルゲーム全国一位でバレエ経験者の笠原好。高校進学を期に出会ったスポーツクライミング。岩のパズルを解くこと、登ることに夢中になり、才能が開花する。そして、花宮女子高校クライミング部の仲間と共に頂点を目指す。
全体的にキャラクターの性格が悪くて、見ていてすっきりはしない。そんな悪くるくないかなと思っても、自己中か、視野が狭いか。なんだろう。おそらくそんなに競技人口が多いスポーツでないのだから、皆、仲良くしたら良いのにと思ってしまった。試合の真剣さとは別の険悪さで、スポーツクライミングは面白いけれども、人間関係はと辞める人多そう。いや、部活でなくても楽しめる競技だから、それ以外で年齢とかそういう枠なしでやる方が良いよなとか。いや、そんなこと言い出したら物語りは成立しないのだろうけれども。
OPの皆でランニングしているカットが、皆同じ動きをしているのもあれだなと見始めたのだけれども、ストーリーは第一話から不穏だった。主人公が校内のクライミングウォールに興味を持ち、経験者の上原準ちゃんと入部をかけて勝負をすることになるのだけれども、あの流れが全く謎。
ライミングなんて楽しくなかったら何でやっているかわからないと思うのだが。クライミング楽しいとなる好ちゃんに対して準ちゃんの行動は嫉妬だよねとか。準ちゃん、過去にクライミングに興味を持ったクラスメイトに無理に興味あるふりをしなくてよい。とか、楽しいだけじゃないとか。なんか、最終的に楽しかった気持ちを思い出すのだけれども、彼女の真剣さと楽しむこととを混同するの、どうなのだろうかとか。いくら、楽しいという気持ちを思い出しても、彼女の発言や行動は自己中であることにかわらないし、不快感しかなかった。新人潰しの大場久怜亜ちゃんという髪内まきまきピンクの子が出てくるのだけれども、準ちゃんの方がよっぽど新人潰しだよなと。無自覚な分、達が悪い。どの口が久怜亜ちゃんに新人潰しと言えるのかとか。主人公が準ちゃんの無茶ぶりにも、久怜亜ちゃんのプレッシャーかけるのにも負けなかったのって、単に好ちゃんのメンタルが強かったからだよね。
好ちゃんと来栖アンネちゃんの確執は、アンネちゃん歌で挑発したり、印象は宜しくなかったけれど、先に煽ったのは実は好ちゃんだよね。アンネちゃんは実力主義なだけだよね。同じ大会に出ているプロの人に初心者が優勝するとか言うの、何にも考えなさ過ぎだよなと。思ってしまった。
久怜亜ちゃんもだけれども、キャラクターの灰汁が強いわりに、アニメでは生かされていないような気がした。含みのあるウサ耳とか。にゃんにゃん言う子とか。師匠と娘も、漫画ではもっとキーになっていたのかな。主人公、実は周りの環境や発言に左右されない分、影が薄く感じた。それが魅力ではあったし、クライミングの己との戦い感があって良かったのだけれども。
後は、全体的に同じような演出が多く、構成も、どうだったのだろう。主人公のみが岩をゲーム画面と捉えるのとか、もっと活かしようがあったのではないかとか。でもって、最終話の最後の全国大会の優勝シーン。急に好ちゃんの息使いで臨場感は、というのは良かったのだけれども、謎の猫。あれは何だったのだろう。そしてOPが流れ、謎のジャンプ。色々な物を誤魔化されたかのようなもやっと感。もっと何かあったのではないかとか。あれで良いのかとか。ジャンプで閉めるって何時の時代だよ。記念撮影の方がまだましだよ。とか。個人的に、思ってしまった。
総評として、中の下。全話通してもやもやした。

 

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