アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ヤマノススメ Next Summit』

全12話視聴完了。30分アニメに。そして、前半4話は新規追加ありつつの総集編。
後半はカヌーに乗ったり、クリパをしたり、初日の出を見に行ったり、富士山リベンジしたり。新規エピソード。

『ヤマノススメ セカンドシーズン』 - アニメの感想。

『ヤマノススメ サードシーズン』 - アニメの感想。

ストーリーは、主人公の高所恐怖症で元インドア派のあおいちゃん。幼馴染の、ひなたとは正反対な元気なアウトドア大好きなひなたちゃん。高校で再開し、二人で始めた山登り。標高197mの天覧山、599mの高尾山、1786mの三つ峠山。思い出の谷川岳。さらにかなで先輩にほのかちゃんなど仲間が増え、挑戦した富士山。更にカメラ好きのほのかちゃんも加わって、更に賑やかに。
女子高校生たちの青春登山キラキラアウトドアアニメだと思ったのだけれどな。最初は登山とか面白そうと観ていたのだけれど、次第に物語の中心があおいとひなたの関係性が中心になっていき、結局は面倒臭いカップルの痴話喧嘩的な。特に前半の総集編は、キャラクターの心情をメインに物語りをまとめると、それぞれの性格の悪さが強調されるので、観ていて登山の楽しさよりも、人間関係の微妙な嫌な感じの印象の方が残るなと。
気になったのは、第6話の後半「みんなでホワイトクリスマス!」クリパの回。普段、ケーキ屋さんでアルバイトをしているあおいちゃん。イブに皆でクリパをするのにバイトのお休みを貰っていたのだが、急遽、トラブル発生でヘルプに行かねばならなくなり、と。なんだろう。2人しかいないケーキ屋さんのバイトでイブに休みたいって、無茶苦茶迷惑な話しなのでわと思ったり。よくそれを雇い主側もオッケー出したなと。バイトに行っている間に皆がパーティーの用意をしてくれていたのだが、全然、良い話しに思えなかったよ。更に、サプライズをするのに、お店のサンタ服を借りてきて、翌日、また使うのに大丈夫なのかと思ったり。なんだか非常識嗚呼、こういうところがこの作品の苦手な所なんだよと思った。
最終話は富士山リベンジ成功で終わるのだけれども、富士山登頂の様子が事細かに描かれていて、こういう感じなのかと見ていて面白かった。ただ、やっぱりこのあおいちゃんとひなたちゃんは苦手だなと思った。羊羹エピソードとか、なんだろう、全然面白いと思えなかったり。なんというか、全然、登山が楽しそうに思えないのだよな。なんだろうな。まぁ、好きに登ったら良いのだけれど。嗚呼、駄目だ。全然感動とかなかった。キャラクターが苦手だ。
総表として中の中。

 

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『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』

全12話視聴完了。第2期。

『宇崎ちゃんは遊びたい!』 - アニメの感想。

本人同士がどんかんで、それを面白がったり、やきもきしたりする周囲。そして最後の方は、お前らまだそんな感じなのかで、結局、ほぼ進展してはいないが、変化する二人の気持ち。という王道。
今期は、自分の気持ちを自覚した宇崎ちゃんと、最終的に宇崎ちゃんの気持ちと、それを受け入れて誠実に答えようとする先輩的な。
宇崎ちゃんの家族が良く登場し、時にお父さんと先輩がジムで知らぬ間に知り合いになって、クリスマス会でようやく気付いての流れはちょっと好きだった。ただ、無理に酔うのは良くないよ。お水飲ませて寝かせてあげてと思わずにはいられなかったり。とか。

今期は先輩の家族も登場し、宇崎ちゃんは同じ高校で同じ大学に実家から通っているにも関わらず、なぜ、先輩は一人暮らしなのだろうという謎も解けて、ちょっとすっきりした。そして、久々に実家に帰ったら知らぬ間に妹って、なんか、その簿妙な灰汁の強さが個人的に好みだった。先輩のお父さんのビジュアルもなんだかどんぴしゃで、そんな父を持つ先輩の好感度が増々上がった。

先輩の、最終回の初詣で宇崎ちゃんが自分を好きらしいと周囲に相談する時に、皆、知っていたというのも、ちょっと好き。それに変にわーとならないで、冷静に受け流せる先輩の性格って、見ていて面倒臭くなくて良いなと。
宇崎ちゃん、巨乳キャラだけれど、本当に単に身体的に大きいだけであって、だからそれでキャラ立ちしているわけではないのって珍しくて、特にラブコメだと、最初はうるさいなと思っていたけれど、その辺りも第2期になって多少落ち着いていて、可愛く感じた。
コメディって好感の持てるキャラがそれを楽しめるかどうか重要になってくるなと思う。
総表として中の中。

 

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『ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra』

全12話視聴完了。15分アニメ。第2期。

『ピーター・グリルと賢者の時間』 - アニメの感想。

前回、終始、胸糞と思って見ていおり、それが続くのかと思ったが、ハーレムが充実すればするほど、この状況に甘んじている主人公にも問題があるのだなと、前ほど嫌悪感なく見られた。が、基本的に逆レイプだし、誠実ではないしで、面白いかと言うと、面白くはない。酷かった。
今回、ゴブリン、エルフ。ドワーフと種族が増えるのだけれども、基本は人間なので『異世界レビュアーズ』くらい突き抜けていれば、もうちょっと面白かったのだろうなとも思ったり。
印象的だったのは、ゴブリン回。全てのゴブリンの口から子種を接種させるって、なんだそれと。下品な解決法過ぎてびっくりしたわ。もやる。そして昔馴染みとの関係性もすっきりしない。ただ、全裸であんな堂々と戦えるのは凄いなと思った。
最終回、ルべリア先輩と馬に乗っての逃避行。何、良い感じに終わりにしようとしているのかと。ハーレムも諸々の問題もそのままだし、なんで、あんな綺麗に終わりにしましましたよみたいな終わりにできるのか。「たとえどんな障害があっても、俺たちはきっと幸せなゴールに辿り着いてみせる」って。自分勝手が過ぎるし、ルベリアさん、ハーレム知らないし、あれ、どんな障害って、ピーターにも、とか何一つすっきししないよ。もう、全然わからない。
総表としては下の中。

 

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『女体化した僕を騎士様達がねらってます』

全12話視聴完了。
アニメでなかった。コミックシアターとかアニコミとかそんなジャンル。前にNHKでこんな風な『ゴルゴ13』を観た気がする。それと、このコマ送りの仕方って、電子コミックのタテコミの前にちょっと流行らそうとしていた気もする。それに声優さんと効果音が付いた、まぁ、15分の漫画宣伝枠だよねと。
流行の異世界ファンタジー。エロ系。
ストーリーは、イケメンチャラ男不良宮廷騎士ロイドの代わりに呪いを受けて、女の子になってしまった司書のアルト。男に戻るには、男の精をその身体に受けなくてはならなくて。更に女体化した身体からは男性を誘惑するフェロモンをばらまくという。そのため、毎夜、ロイドと始まった関係に、更にはロイドの従妹で同僚の貴公子然としたリューンとも関係を持つこととなり「2人のイケメン騎士との女体化ラブストーリー」らしいのだけれども、なんだろう。もやっとしかしなかった。
真面目そうな主人公なのだけれども、呪いのせいもあるのだけれども、それにしてもアルトのツンデレビッチっぷりが凄くて、流されやすいだけでもないなとか。女体で性行為した直後に、戻った身体でもまたしちゃいとか。そもそも毎晩とか。元気だな。身体丈夫だな。とか、途中からそんなことばかり思って見ていた。
チョコレートが媚薬にも新鮮味に欠けるが、夜に見ると、普通にチョコが食べたくなる。アカデミーの売店で売られるチョコレートてなんか良いな。
呪いを解きたいという前提があるのだが、そのために色々調べたりとかしているのだけれども、解決せず終わってしまい、ラブの方も中途半端で、原作が続いているので仕方ないのかもしれないが、何もかも中途半端な最後だった。
総表としては判断不可。アニメってどこからがアニメなのだろう。

 

『進撃の巨人』The Final Season-Part.2

第76話から第87話視聴完了。

『進撃の巨人』The Final Season-Part.1 - アニメの感想。

いよいよクライマックス。こんなに安定した高クオリティで最終話まで走ってくれるだなんて思いもしなかった。いや、まだアニメの方は完結してはいないのだけれども。ファイナルシーズンからの完結編。なかなか終わらないね。いや、でもその分、とても丁寧に描かれていて良きしかないのだけれども。
アニメを見終えてからと思っていたのだが、待ちきれず、つい漫画の方を先に読んでしまった。が、結果として良かったかのように思える。複雑化した内容を己のペースでかみ砕いた後に、あの映像で見られたのだから。勿論、漫画は漫画であの勢いあるモノクロの画面から頭の中で動き出すキャラクターはそれはそれで最高だった。
今期は、個人的にあまり派手な見せ場はなかったかのように思える。いや、もうここまでくれば何処からも目が離せないのだけれども。エレンちゃんと兵長の登場が少なかったのもあったなと。それと、兵長はあんなぼろぼろな姿でも、お姿が見えると安心する。
そして、大量の巨人の進行する世界はなんだか少し滑稽でとても怖い。日常すらない。

総表として上の下。

 

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第76話 断罪

『SPY×FAMILY』

MISSION:13~MISSION:25視聴完了。第2期。

『SPY×FAMILY』 - アニメの感想。

犬を飼う所から、懇親会でターゲットに接触するまで。
第1期を観て面白くて、すぐに原作漫画を読んでいたのだけれど、アニメは原作を綺麗になぞりながらも、よくできているので、原作にない世界観を広げてくれて新鮮な気持ちで見られた。
特に良かったのは、新たに家族に加わった大型もふもふ犬、ボンド。個人的に犬が動くのはなんだか嬉しくなる。生きている感じ。それと、アーニャちゃんは相変わらずとても可愛かった。特にMISSION:24で友達のベッキーとデパートでのお買い物回。色々なお洋服を着るアーニャちゃん可愛いかった。ベッキーも最初は生意気な子供は好きでなかったのだけれど、良い子で面倒見が良くて、段々と可愛く感じてくるし。ダミアンも、もう、皆、物語りが進むにつれて愛着が沸いてくるね。ロイドもヨルも勿論だけれども、キャラが魅力的で、東西戦とか、スパイとか、物騒なのに物騒に感じないのは凄いなと思う。
EDの映像が、家族でお料理をしているの、幸せの象徴みたいでほっこりするね。また、お料理の絵が美味しそう過ぎて、そこだけ繰り返し観られる。良かった。
ミュージカル、2.5次元は全く興味がなかったのだけれども、アーニャ、スイちゃんの増田梨沙ちゃんが演じるのね。スイちゃんのあの前髪ぱっつんとあの眉大好き。笑顔可愛い。アーニャちゃんのイメージぴったり。ちょっと見てみたくなるね。
総表としては上の下。

 

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『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』

全12話視聴完了。『名探偵コナン』の世界を誇張してコメディ化したスピンオフの10分のショートアニメ。
舞台は、世界トップレベルの事件数を誇る犯罪都市米花町を舞台。そこにある人物を殺すために転居してきた謎の人影というか、全身黒タイツの、犯沢さん。田舎から出てきたばかりで世間知らずで尖っっているけれど、根は純粋な彼の、米花町での日常物語。
多分、自分、『名探偵コナン』のアニメ化の第1話からほぼリアルタイムでおそらく全話視聴している気がするんだよね。漫画も最初の方、20巻位までは読んでいたし。ただ、映画は見ていなかったので、急な安室さんブームに戸惑い、『ゼロの日常』でポカンとしてしまい、それで今回の犯沢さん。時代的変化でコナンちゃんのトレードマークだった蝶ネクタイにジャケット姿も最近では滅多に見なくなったけれども、たまに作画崩壊でとんでもない映像が流れることもあるけれど、基本的にあれを自分は真面目に見ていたんだよね。だから急に、第5話でぼったくりバーに小五郎を迎えに来た蘭ちゃんが気合で店の人を吹っ飛ばすのを笑えなかったし、スケボーで追って来る謎の眼鏡の子供も、そんな茶化されてもと、ちょっと不快になってしまい、楽しめなかった。ただ、あの秩序と言うか別の常識の街の中で生きる人の、決して悲観的ではない独自の価値観が描かれているのは面白かったなと。シェアハウスの住人たちの親切だけれどもきちんと自分たちで線を引いた人との付き合い方とか、事故物件が多かったり、訳ありの古着屋があったりとか。
それと、OPの新浜レオン「捕まえて。今夜。」が最初は何も思わなかったのに、何度も聞くうちに癖になるというか、格好良く感じて来る不思議と、倉木麻衣の曲はちゃんと名探偵コナンを連想させる安心感がある。
総表として中の中。自分がかなり真面目に『名探偵コナン』を観ていたのだなと気付いた。

 

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