アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『失われた未来を求めて』

全12話視聴完了。

学園物。ちょっとSF。恋愛あり。天文学会に所属する男子学生、秋山奏。突然現れた全裸の美少女、ゆい。何故かゆいは奏のことを知っており、まったく事情を話さないが、天文学会に入会することになる。天文学会のメンバーは、副会長である美人で料理上手、人気も高い、平和主義者の佐々木佳織。主人公と同居しており、公認カップルのような状態だが、実際は付き合っていない。というか、そのことがこの物語の核となる。他に、会長である文武両道の才女支倉愛理。策略家の令嬢華宮凪沙。アメリカからの交換留学生のアメリカにいる彼女一筋の長船KELLY英太郎。以上のメンバーで学園内で起こっている校舎に現れる幽霊や、眠り病などの事件の調査をする。

最終的に、ゆいは未来から、事故で二度と目を覚ますことのない佳織が事故を回避するために未来の奏がタイムトラベルさせた存在である。いきなり、未来の奏が出て来たのにはちょっと驚いた。個人的にもう、そこが印象的過ぎてあんまりストーリー頭に入って来なかったよ。単なる学園ハーレム物だと思って見ていたから。なんかもう、佳織の一人勝ちって感じで、ゆいの存在意義ってとか、ずっと奏をサポートしていた愛理の存在ってとかって。なんかもう、奏、無自覚に酷い。見ていて、主人公とヒロインがくっつけば全てハッピーエンドって感じにならなかったよ。なんかもう、すっきりしない何とも言えない後味の悪さを感じた。

個人的に印象に残ったのは凪沙との婚約者を交えたデートの回と、英太郎が空気を読まずにひたすら彼女自慢をするのがなんか憎めなくて良かったかな。

総評としては中の下。まあ、見返すことはないだろう。