アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ディバインゲート』

全12話視聴完了。

これ、元はゲームだよね。なんだか色々わかっているだろという体でお話しが進んでいく感じがゲームっぽいなと。そして永遠と登場人物たちのトラウマをこねくり回しながら前へ進む的な感じ。

聖なる扉、ディバインゲートに行けると願いが叶う。

親に虐待、ネグレクトを受けてきて、親殺しのアオトと呼ばれる美少年。双子の弟がおり、本当は両親を殺したのは弟であり、その後、失踪してしまう。アオトは弟に成り代わって生活をしていた。

世界評議会の研究者である父を事故で亡くしたアカネ。

明るく元気な少女だが、幼い頃から親友である少女との喧嘩をし、親友が消えてしまった過去がある。

以上の三人の子供を中心とし物語りは進む。天界、常界、魔界の3つの世界に秩序をもたらそうとする世界評議会の中で円卓の騎士を率いるアーサー。後は、謎の幼い少年とか出て来たり。なんか、ナレーションとか入りつつ、キャラクターが動いてストーリーが進むのではなく、回りに動かされてお話が進んでいく感じ。なので、観ていておいてけぼり感があった物の、つまらなさは感じなかった。ただ、観る人を選ぶなとも思った。ナレーションが多いので、説明されている感じが。漫画のト書きがまめに入る風。

あと、印象的なキャラは、仲間かと思ったら裏切ったり、最終的になんかいつの間にか重要なポジションにいたギンジ。すっかり見流していたので、ちょっと誰ってなったわ。

まぁ、最終的にディバインゲートに辿り着いて、それを人が開いて良いの? いや、三人は開かない選択をした。みたいな終わりだったのだけれど。

アニメなどの物語を楽しむとき、単純に笑えるとか感動的だ。キャラクターが可愛い、かっこいい。そんな物語り以外に出会って、どう頭の中で処理したら良いのかわからなくなる。この作品が特にそうだった。別に何処が良いとかわからないけれど、先が気になるな。続き観たいな。でも、楽しめているかというとそうでもない。つまらくもない。本当は、何が面白い作品なのだろうと、もやもやする。そんな作品。

総評として中の中。久々に緒方恵美さんの声ががっつり聞けて、なんだか青春時代を思い出したわ。

 

 

ディバインゲート vol.1 [Blu-ray]

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