アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

全Lv.12視聴完了。

最近流行の異世界行っちゃう系? ネトゲの世界に入っちゃうみたいな。いや。ネトゲとリアルの区別が付かない残念美少女、コミュ障でぼっちな亜子がヒロインの日常系アニメでした。

ストーリーは、主人公である男子高校生、西村英騎はネットゲームの中で女性キャラに告白するも相手から自分はネカマだと教えられ、それがトラウマとなりネトゲに女の子はいない。ネトゲとリアルは別物だと強く思うようになる。その後、「アレイキャッツ」というギルドでルシアンという名前でゲームを楽しんでいたが、仲間の一人であるアコから告白され、ゲーム内で結婚することとなる。更に、オフ会によりアコが同じ高校の女子生徒であることが判明する。他のメンバーも偶然に、シュヴァインはクラスメイトであり「オタクきもい」とか言っちゃう隠れオタな金髪ツインテ美少女、瀬川茜。ギルドマスターであるアブリコットは同高校のハイスペックお嬢様な生徒会長、御聖院杏であることが判明する。そんな中、亜子がネトゲとリアルの区別が付かず、リアルでも主人公のことをルシアンと呼び、嫁であると公言してしまう。その事に危機を感じたメンバーは、亜子を更正すべく「現代通信電子遊戯部」を設立し、放課後に部室でネトゲをするようになる。

なんか、ネトゲって世界中の人が家にいながら一緒にゲームできるのが魅力かなって思うのだけれど、こうも同じ学校に固まっていると不自然だよね。もっと言うならば、ルシアンが前に告白した猫姫がクラス担任の斉藤結衣であり、ネトゲ部の顧問となる。まぁ、ご都合主義的偶然だよね。

それと、アニメだとゲーム内もリアルも同じ絵で表現されるから、見る側としては混同しがち。後半になるに連れて、ネトゲ内での絵が本来シュヴァインやアブリコットなんかは男性キャラだったはずなのに、もうリアルの姿になっているので、性別とか重要でなくなっていたよね。単なるハーレムアニメ。

まぁ、リアルでもゲーム内でも主人公にベタ惚れなアコに最初は警戒しつつも段々とっ惚れていく主人公。リアルでアコに告白してお付き合いしようとする主人公が、恋人よりも嫁の方が格上なんだと気付いた所はちょっと可笑しかったかな。

まぁ、合宿ありつつの、アカウントが乗っ取られたりとか、クラスメイトにシュヴァインがゲーム好きだというのがばれたり、アコがリアルで成長してきたりと、色々ありつつ、最終的に文化祭でゲーム内の対人プレイ「攻城戦」に勝ち、砦に旗を立てるために頑張る、みたいな。

物語のスタートとして、「ネトゲとリアルは別物」というのがありつつも、アコはその区別がつかない。だが、アコはネトゲの自分もリアルの自分も、勿論、ルシアンと西村。シュヴァインと瀬川。アブリコットと御聖院。みんな同じ一人の人間と言う。それに感化され始める周囲が見所だったのかな。なんだか、リア充しねと言っているオタクが趣味とかで実はリアル、そうとう充実してますよね。気付いちゃった? みたいな感じに凄く近い気がする。

後は、女の子の絵、凄く可愛いかった。唇が艶っぽいピンクだったり。あと、話数、ちょっと忘れてしまったが、アコのお尻を上げてふりふりするシーン。実際にプリーツのミニスカートを履いた所で、形は丸にしかならないのだが、お尻の窪みを描いていて、何故か印象的だった。エロいなと。最も個人的趣向で目が話せなかっただけかもだけれど。

それと、リアルな場面のシーンで回復魔法とか使えなくて不便っていうの、あまりに夢中にゲームをしているとちょっとわかるかなと。個人的に相変わらずマイクラ中毒過ぎて、リアルなまだ見ぬ世界も開拓したら全て自分の物になるのじゃないかとか思うことがある。最近はポケモンに夢中でちょっとマイクラ熱も落ち着いたけれど、代わりに日焼けで肌が熱くなって眠れなくなるくらいポケモン探しに日々外に出ている。気が付いたら毎日のようにマックに通っていて、ちょっとびっくりだわ。マックに行ったらコラッタがいる。飲食店だもん、鼠、いるよねとか普通に納得しちゃったり。なんだかな。

総評としては中の中。さらっと面白かった。