アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『落第騎士の英雄譚』

全12話視聴完了。

異世界学園特殊能力戦闘物。主人公に隠された力。ハーレム物。学園トーナメント。ツンデレヒロイン。もう、この手の作品が乱立されていて、もう、自分のキャパはいっぱいいっぱいで、覚えきれないよ。頭の中で何作品かこんがらがっているよ。

特筆すべき内容としては、カップルらぶらぶ。主人公はもてもてだけれど、ちゃんとヒロインであるステラとちゃんと恋人同士になって、ちゃんとステラもデレる。意外と少ない、この設定。それと、この世界、学園では「魔道騎士」という能力が必要なのだが、主人公黒鉄一輝にはそれが低く、留年した落第騎士であった。しかし、主人公は努力により魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者であった。かつての「落第騎士」は「無冠の剣王」として騎士から注目されるようになる。

日本で最も強い学生騎士を決める「七星剣武祭」の代表選抜戦。代表を共に目指す黒鉄一輝とステラ。まぁ、この手の主人公にありがちな、みんなに優しい主人公に嫉妬する図という感じ。更に、魔法が使えない者が上に行くと不味い人たちとか、黒鉄の一族とかの暗躍とか、色々ありつつ。最終回は俺たちの戦いはこれからだで、続編作れる感じですっきりはしなかったよね。多いよね、そんな作品。まぁ、最終的に剣武祭どうのよりも、二人が幸せな結婚して子供作ってが一番のハッピーエンドな気もするけれど。八方美人で色々な女の子の間で揺れ動くのではなくて、きちんと一人の女の子に誠実な感じは凄く好感が持てるよね。

それと、個人的には、シスコンな黒鉄一輝の妹珠雫と、オネエ系有栖院との組み合わせが好きだったな。

総評としては中の中。