アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『モンスター娘のいる日常』

全第12種視聴完了。

人外萌えがないとちょっと。常に死んだ目をした主人公に果たして意思は存在しているのかな。まぁ、それはそれとして、全体としてはマニアックな印象。軽いノリとキャッチーな絵と入りやすいストーリーだけれど、モンスター好きであったら更に楽しめたのだろうなと。

ストーリーは、「多種族間交流法」の執行により、人間以外の種族と交流が認められた日本を舞台に、ある手違いにより、主人公の青年、来留主人公(くるすきみひこ)の元に他種族の女の子「モンスター娘」たちが続々と転がり込んできて、ホームステイすることに。他種族との深い交流、つまりは性的交流は法律により禁止されているものの、モテモテなハーレムの共同生活。ラミアの少女、ミーアを筆頭に、ハービーおパピ。ケンタウロスセントレア。スライムのスー。人魚のメロ。アラクネのラクネラ。デゥラハンのララ。他にも、主人公の周囲には様々な亜人種の少女たちが現れ、生態や文化の違い、更には亜人種に対する人々の偏見や差別に悪戦苦闘しつつな、ちょっとエッチな日常コメディ。

ちょっとエッチ。うん。主人公が一方的にもてて、好かれて、うん。そのことが主人公が喜んでいるのか否かわからない程に主人公の主体性がなかった。単なるイイヒトで良いのか悩むほど、主人公の人格が必要ないくらい、可愛いモンスター娘がたくさん、どたばた、ちょっとえっちな軽い感じという感じ。モンスターを美女化しているのだが、それでもモンスターの特徴は損なわれず、個人的にモンスター自体には詳しくはないだが、それでも、美少女なのに、モンスターとしてちゃんと成立しているなと、ちょっと関心してしまった。

まぁ、この手のハーレム物に思うのは、女の子たち、人の話を聞かないよな。それと、好きと言いつつ、相手の立場になって物を考えなくて、押し付けるよねと。ミーアに何度、主人公が絞め殺されそうになったか。それって凄く不思議。

個人的に好きだったのは、ケンタウロスセントレア。ちょっと前に『はたらけ、ケンタウロス!』呼んで、日常の中に馬って良いなと思ったからかもしれないけれど。

総評としては中の中。見返したりは、しないかな。でもモンスター娘というのが印象的だったので、忘れることはなさそう。

 

 

モンスター娘のいる日常 1 (リュウコミックス)

モンスター娘のいる日常 1 (リュウコミックス)

 

 

はたらけ、ケンタウロス! (ゼロコミックス)

はたらけ、ケンタウロス! (ゼロコミックス)

 

 

ヒトミ先生の保健室 1 (リュウコミックス)

ヒトミ先生の保健室 1 (リュウコミックス)

 

 たまに、ヒトミ先生もモンスター娘に出て来たのではないかと、記憶の中で錯覚しがち。