全12幕視聴完了。
俺たちの戦いはまだ始まったばかりEND。まぁ、12話で完結はしないよね。だけども序章ではなく、しっかりと見応えのある12話だった。兎に角、勢いが凄い。台詞の聞き取りにくさ、更に、エルフ語と日本語と別け字幕がある。方言がきつい。画面も全体的に暗い。うっかり目を離すと、何が起きているかわからない。そんな暇がない。全てが全神経を画面に引寄せる魅力になった。それらが見難いとか一切思わせない、そんな作品。ヤバイ。格好いい。凄い。そればかり繰り返してしまった。凄かった。
ストーリーとしてはタイムトラベルというか、異世界ファンタジーというか、何とも言えない不思議な感じ。西暦1600年関が原の戦いで。薩摩、島津家の武将、島津豊久は撤退戦の後、雨の中、一人山中を彷徨っていた。そこで辿り着いた無数の扉がある部屋。そこにいた謎の男に扉の向こう側へと送り込まれる。その先にあったものは、人間とエルフ、ドワーフなど人ならざぬものが暮らす異世界、オルテ帝国。そこで島津豊久は漂流者「ドリフ」として、異なる時代から先に流れ着いていた織田信長、那須与一らと共に、成り行きと武士としての生き方から人間に支配されたエルフの村を開放。その勢いのまま、彼らは国奪りを始める。
久々に12話が短く感じた。手を強く握ったまま時計の針が飛ぶとか、久々だわ。凄かった。武士! 武士って何!? と唖然としてしまったよ。特に11話の机を歩いて行く島津豊久とか。
あと、たまに「ザワザワ」とかいう声というか音というかが『カイジ』みたいに入るのが個人的にちょっと和んだ。漫画の表紙を見て、島津豊久の赤い衣装が短ランに見えていたので、まさか戦国時代の人だなんて考えもしなかったよ。学園喧嘩物あたりかなと勝手に想像して手に取らなかった自分が勿体無かったよ。
総評として上の下。本棚にあるにも関わらずまだ開いていない漫画の方もちょっと落ち着いたら読まないと。序に『ヘルシング』も読み返したい。
ドリフターズ コミック 1-5巻セット (ヤングキングコミックス)
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