アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『最弱無敗の神装機竜』

全12話視聴完了。主人公ハーレム、原作ラノベ物かな。神装機竜でどうバハムートと呼ぶのか疑問だったり。

ストーリーとしては、遺跡から発掘された古代兵器、機竜。亡国の王子、ルクス。彼は何故か機竜使い育成の女学校に入学する事になる。そこで貴族子女たちに囲まれて、最強なのか、最弱なのか、まぁ、学園ファンタジーバトル。まぁ、よくある感じで、特に何もないよねと、そんな感じだった。

ツンデレとか金髪ツインテとかあまり興味ない自分としては、メインヒロインであるリーズシャルテ・アティスマータには興味があまりもてなかった。だが、ピンク髪とかちょい異端ヒロイン好きとしてフィルフィが超可愛い。第4話のメイド姿でやる気のない感じで料理を並べながら「ルゥちゃん一緒に食べよう」とか言っている姿とかめっちゃ可愛かった。可愛かったのよ。ドーナツ頬ばっている姿とか好き過ぎると。

なのに、第5話は変換機だったね。自分の中で。完全ノーチェックなはずのクルルシファーさんが凄く可愛く感じ出したの。珍しい。第5話目でルクス君がクルルシファーさんにからかわれつつ、本音を隠され、それでもルクス君が本音を話したり、翻弄される姿で印象ががらりと変わった。ルクス君がフィルフィが助けてくれたと、別の女の話しをしつつ、「僕は誰も嫌いになりたくなかった」とクルルシファーさんに語る。クルルシファーさんは助けて欲しかった。での、別の女、リーズの登場。そこで、もうクルルシファーの魅力にやられたね。一歩引いた感じ。なのに、流され系主人公に珍しい「僕のパートナー」発言。決闘でのシーンでも「あなたは僕の恋人ですよ。だから、必ず助けます。戦わせて下さい。僕の大切なあなたのために」というルクス君。巻き込むつもりがなかった。期待せずに済むから。こんな思いしなくて済むから。と泣くクルルシファーさんに。もう、印象変わるよね。クルルシファーさん可愛くて切な過ぎる。クルルシファーさんの魅力にやられ、その上で、主人公が単なる流され系ハーレム王子でないなと思わされる回だった。一気に主人公とクルルシファーさんというヒロインに惚れる。そんな回。久々に、嗚呼、これが印象の変わる良い話数ってものかと実感したわ。凄い。でもってキスを二回するクルルシファーさんに、もう、駄目。好き。クルルシファーさん素敵過ぎる。何それ。見たことない。惚れない方がどうかしている。好き過ぎる。個人的に、キャラ萌えが重要な作品だろうなと思う中、この話はかなり感動した。

まぁ、その後、主人公に特に何もないまま終わり、最終話付近で、えぇ、もう11話だよね。どう終らすのかしらんと思ったりもしたけれど。夜架とか、含め。でもって、兄さんとか、また次を連想させる最後かとも。

総評としては中の中。途中、他とは違う、このままでは終れない主人公というのを見せてくれた珍しい作品。