アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『正解するカド』

全12話視聴完了。

日本に突然現れた四角い箱。それに飲み込まれた飛行機。偶然乗り合わせた外務省 連政策課の首席事務官である真道幸路朗とその部下である花森瞬。謎の正方形を前に、人類の前に突如現れたヤハクィザシュミナという青年と、人類の手にした新しい力。

ヤハクィさん。可哀想。そして随分、人間っぽくなったね。第10話目位から段々と思い込みが激しくなって、恋愛感情なども絡んできて、正直、キャラがぶれていた気がして、ちょっと付いて行けないよとなったよ。でも、嗚呼、でもその最後は本当に予想外で、悲しいねとはなった。

徭沙羅花さんが急にヒロインとして前に出て来て、更に、変身しちゃって、子供まで生んでしまうのには本当にびっくりした。いつ、そこに恋愛が生まれたとか。

花森君も、いくら仕事とは言え、16年後から娘連れて戻ってとは、仕事でもと、ちょっと可哀想になった。

と言いますか、そもそも主人公である真道さんですよ。あのクールな顔して、人たらしめがと。冒頭で花森君と飛行機の中での密着は、エリート完了BLむふふ。そして次は謎の青年ヤハクィさんの懐にずんずん入っていって、いつの間にかめっちゃ仲良くなって、もう、この男はというところでの、急に立ったヒロインとのフラグと子ができているって、もう、この男、人たらし。やばい。やりおると。ちょっと子供も可哀想だし。何だか、何がなんだか。

尤も、一番の見所はカドの移動だったなと。ただでさえ3Dと2Dの混同でキャラクターに感情移入し難い所での、急展開などで、嗚呼、となったけれど、カドの移動まではこれから何が起きるのだろうという期待感でいっぱいだった。

それにしても、人間の心が生まれた瞬間、あれって、ヤハクィさんやっぱり可哀想。凄く可哀想。悪い奴でもなかったのに。酷い寝取られ展開ですよ。可哀想。飲み屋で会ったら一杯ご馳走したいレベル。

総評としては中の中。