アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG』

全24話視聴完了。

昭和お洒落。ジローさん一々熱くてイケメン過ぎる。そして美女たちの気持ちを無意識に弄ぶとんでもない男だよ。駄目男の気配がぷんぷんするよ。ああ、これはもう自分大好きでナル系の匂いがするよ。嫌いじゃない。ウルの最後の言葉「男って馬鹿ね」それに尽きる。で、馬鹿な男が好きなんだよ。

でもって女の子が可愛い。紫髪の魔法少女なんぞ出てきたら『魔法の天使クリィミーマミ』大好きな自分としては、もう、可愛い。輝子ちゃん可愛い。輝子と書いてきっこちゃんとか可愛い。配色可愛い。絵も可愛いのに、更に可愛いと夢中ですよ。でもって笑美さんのお姉さん感、良いね。ピンクのパッツンばらっと髪が好き。赤い唇が好き。可愛い。綺麗。全体的にキャラクターがカラフルで画面が華やかで良いね。

物語としては、1期目はちゃんと見れたのだが、2期に入って急速に込み入って来て把握できなくなっていた所がある。「もうひとつの日本」を舞台にした超人と呼ばれるものたちの饗宴。高度成長によって発展する戦後20余年の日本にある「神化」という架空の年代。漫画アニメ映画と様々なフィクションの世界にしか存在しなかった、数々の超人たちがもし存在していたら。世界各地で自分たちの信念に基づき行動をし、社会貢献となる一方で、大いなる脅威となりうる危険な者もいる超人。日本政府が秩序を守るため「超過人口審議研究所」を設立し、超人達が道を踏み外す前に発見確保保護をしていた。通称「超人課」である組織に所属する超人たち。だが、一人だけ異能ではない人間である人吉爾朗。彼の追い求める「正しさ」とは。「正義」とは。「悪」とは。平和とは。超人と人間の共存とは。世界のあり方とは。

まぁ、ごちゃごちゃするわな。ジローさんがごちゃごちゃ頭の中で問題を面倒にしている部分もあるのではなかろうかとも思うが。最終話できっこちゃんに「正しい超人になってくれると思った」とジローさん、自分に惚れるよ。惚れさせてたよ。それでその言い分はないし、ジローさんはジローさんで笑美さんいるじゃんって。最低過ぎるわ。

ジローさんと笑美さんの第23話での会話。「でも、他の理由じゃいけないの? 例えば友情。例えば家族。そう、例えば愛。そのために戦うとき、私達は一番強くなれると思わない?」「その言葉はとても魅力的だ。だから、怖いんだ」「約束、したでしょ」「君のことずっと好きでいる」もう笑美さんが切な過ぎる。最終的にこの世界を選んだってことは、愛のためを知り、きっこちゃんを選んだのかな。そういう解釈でよいのかな。男と女の考えの差か、ずっと微妙に噛み合わない会話が面白かったけれど。まぁ、自分勝手な世界しか見えないジローさん好きだよ。三十路だろうが、何だろうが熱く突っ走っているジローさんはそれがイケメンで素敵だよ。冷めた目で見ている者でも、何かに熱く夢中になっている者を馬鹿にしてはいけないと思うのだよ。だからジローさんが魅力的なんだよ。

EDも挿入歌のカバーも音楽も良かった。画面というか、キャラクターがカラフルで好きだった。

総評としては中の上。もう一度、ちゃんと観たい。

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