アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『チェインクロニクル 〜ヘクセイタスの閃〜』

全12話視聴完了。

絵も綺麗。ストーリーも悪くはない。なのに、なんだろう。上手く乗れない感じは。原作ゲームで、世界感など予め知っている事前提の作りであった気はする。おそらくファンが一定数いるのだろうなと。これ、ゲームでキャラに愛着あったら楽しめたのかな。

ストーリーとしては、よくあるファンタジー物。最果ての大陸、ユグド。突然現れた暗黒の魔物たち「黒の軍勢」によって滅亡の危機に瀕していた。人々の心を絶望が支配した時、一人の戦士ユーリが義勇軍を結成し、立ち上がった。旅。様々な困難。仲間達。まぁ、最終的に絆の力で頑張るよ。戦うよ。仲間最高。ざっくり言うと、そんな感じ。

個人的には、ブルクハルトの闇落ちあたりで、こいつも脱ぐのかとか小さく期待した穿った見方しかできない自分を反省しか感想として残らなかったなとか。最終的に娘を救って消えた黒の王のシーンに、正義とか大多数の仲間大切とか声が大きな物が勝つ悲しさを感じたり。いや、黒の王は悪い奴で、凄くわかり易い正義と悪の攻防戦だったのだけれども。でもって黒の王とか反省して悔やんでいたのだけれどもさ。

総評としては中の下。よくホラーゲームとかで聞こえる「キュゥイーン」という高音が凄く苦手なのだが、作中、よく使用されており、何度か視聴を断念しそうになった。