アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『キラキラ☆プリキュアアラモード』

全49話視聴完了。プリキュアシリーズ通算14作品目。でもって第12代目プリキュア。今期は「つくって!たべて!たたかって!元気と笑顔をレッツ・ラ・まぜまぜ!」というキャッチコピー。

パティシエと動物とプリキュアと、少々詰め込み過ぎではなかろうか、というのが第一印象。そしてやっぱり個人的にはスイーツ×アニマルはどちらかで良かったかなとは思う。どちらかというか、アニマルは必要なかったような。ただ、ゆかりさんという今回凄く灰汁の強いキャラクターを表現するにあたって、猫という要素が重要であったのは否めない。

今期のプリキュアは、全体的にキャラクターの人間性がかなりしっかりと確立されており、女児から少女へ。少女から大人へ。という成長物語りではなかったかのように思える。どちらかと言うと、妖精たちの自立の物語り的な。勿論、プリキュアたちも悩んだり壁にぶつかったりしつつ前に進むという工程はあるもの、それでもすんなりと逆境を乗り越え、目指す未来に真っ直ぐに進み続けているような。だからなのか、個人的に教訓的押し付けがましさを感じる事がなく、とても観易かったように思える。

そして、なにより特徴的だったのは、ゆかりさんとあきらさんの大きい組の二人のプリキュア。放送が始まって、話題になったよね。『セーラームーン』で言う所のみちるさんとはるかさんとかそんな感じで。『ベルばら』で言う所のオスカル的キャラのあきらさんに新たな扉を開かれる女児が増えるのではなかろうかとざわついたよ。個人的にはあきらさんに自体はあまり印象的ではなかったのだけれども、ゆかりさんは衝撃的だった。特に第16話の「キケンな急接近!ゆかりとリオ!」の回での自由奔放というか、彼女が彼女のままで許されている感じ。でもってゆかりさんの悩んでいます風の、でも答えを見つけるのも自分というのは凄かった。戦闘シーンも、全てを煙に巻くかのような猫の真似。「お前の手におえる女じゃねぇよ」感が半端ない。彼女のあらゆる所が衝撃的だった。

まぁ、細かい話数で細々思う所はあったものの、シエルの性格と、弟君の苦労とか。ビブリーとの関係性とか。でもってペコリンのハゲ親父のような微妙な外見と、プリキュアになったときの二次元ロリ大好き自分の好みドンピシャな感じとか。なんだかものすごく長くなりそうなので追求しないことにしようと思う。

今年は個人的に色々と忙しくなる予定なので、今年こそプリキュア視聴は終わりにしようと思う。思うのだけれども、キュアエールのビジュアルめっちゃ可愛い。好み。『HUGっと!プリキュア』の絵が凄く好きで、どうしようと悩み中。

総評としては中の中。

 

キラキラ☆プリキュアアラモードボーカルベストアルバム スイート☆エチュード☆アラモード

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