アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ブブキ・ブランキ』『ブブキ・ブランキ 星の巨人』

全24話視聴完了。

格好良いアニメだったと思う。フルCGオリジナルアニメーションとのことで、力も入っていたようだし。だけれども、なんだろう。映画的と言ったら良いのか。個人的には置いてけぼり感が拭えない。ふと気を抜くとストーリーに付いて行けなくなる。難しいというのとは違うと思うが、上手く入り込めなかったというか。

ストーリーとしては「大人」対「子供」という軸があり、やっかいなのは大人も元子供であったということだったように思える。心臓、右腕、右脚、左腕、左脚。五つの家で代々受け継がれた「ブブキ」という意思を持つ武器。フブキは人と交わり、異能の力を生み出す。フブキとは何なのか。冒険と浪漫と、何だろう。柵かな。子供ゆえの純真さとか。

「宝島」という主人公の少年、東の生まれ育った、独自お生態系を維持する自然豊かな、たくさんのブランキたちの存在する、空に浮かぶ謎の島。宝島でブランキたちを監視する東の母である汀を助けようと妹の薫子の行動により大量のブランキが暴走し、空から降ることとなる。そのため多大な被害を受けた東京に、「魔女」と呼ばれることとなった汀。母を救うべく世界中を放浪していた東が日本に帰国する所から物語りは始まる。

なんだろう。色々な事が後出しで判明してきて、やっぱり正直な感想としては全体把握が上手くできずに難しかったので、良くわからなかったという感じだろうか。所々のエピソード、扇木乃亜が敵である新走宗也と過去に恋愛関係であったとかは面白かったな。寧ろ、そこが個人的に一番印象的だった。

最終回も、平和になった世界に馴染めない東のもやもやと、あと、最終的に旅に出るみたいな。いまいちすっきりはしなかったなと。ただ、音楽や映像は格好良かった。

総評としては中の下。

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