アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『サンリオ男子』

全12話視聴完了。

サンリオキャラクターと二次元イケメン男子高校生の組み合わせは新鮮で、ツイッターで1枚絵見ている時は面白かったのだけれどな。アニメは正直期待外れだった。久々に12話通して苦痛だった。ストーリーを遂行するためだけに動くキャラクターとエピソードいう押し付けがましさが常に付き纏うという。なんだろう。何処かで見たことあるような物語りにおまけのようにくっ付けられたサンリオキャラクターに魅力なんてないよと思ってしまった。マイメロちゃん、大好きだから余計にそうなのかもれない。サンリオさんはマイメロちゃんの腹黒い感じに、ジュエルペットのどうしようもなさが、期待していただけに本当に残念だった。

ストーリーとしては、高校2年生の平凡でモブ的男子である長谷川康太。幼い頃、祖母の影響でポムポムプリンが好きだったのだけれども、色々あって秘密にしている。そんな彼は同じ聖川高校に通う、一見ちゃらちゃらして軽いけれど実は妹想いで家事の得意なマイメロ大好き水野祐。サッカー部のエースで不器用な褐色イケメン、キティ大好き吉野俊介。年下金髪美少年でリトルツインスターズ大好き西宮諒。生徒会長で弓道部首相のシナモン大好き源誠一郎。そんなサンリオ男子達と知り合って、平凡だった康太の日常はキラキラした光に彩られ始めて。更に輝きたいと、自分だけは何もないと思っていた康太は、サンリオピュールランドで見た舞台の影響で、皆で文化祭でミュージカルをしようとする。サンリオ男子たちの出会いとキラキラした青春物語り。

なんだろう。同じ趣味の人と出会えるって嬉しいよね。ただ、サンリオってそんなに男子が持っていて変なのかなとか。過剰に気にし過ぎではわとか。おばあちゃんのトラウマなのかなとか。いや、そもそもあのおばあちゃん怖いでしょう。いつもちょっと大きなポムポムプリンのぬいぐるみを常に持っているって、そりゃぁ虐められるよ。なんて思ってしまう。それにしても、マイメロちゃんもキティも、なんだろう。サンリオキャラクターに色々背負わせ過ぎだと思わずにはいられなかった。単純に可愛いから好きでよいのではとか。

あと、男子高校生の集団がサンリオピュールランドに行くのは、まぁ、と思うけれど。お揃いでキーホルダーはまた別の話しではなかろうかとか。

話しの尤も盛り上がるミュージカル部分。皆で一つのことを頑張るって良いよね。THE青春。ただ、あのネーミングセンスはないでしょとか。色々突っ込み所はあるものの、主人公の勝手にいっぱいいっぱいになって、勝手に八つ当たりして、なんか、皆、良い子たちばかりなのに、主人公性格本当は悪いなと思わずにはいられない。

最後に、所々に放り込まれたBがLな雰囲気。主人公総受け的な。いや、それは主観が入っているのか。でも康太君、俊介に壁ドンされたり。いっぱいいっぱいになって夜のサンリオピュールランドに一人で行った康太君に「俺を選べよ」という、いや、台詞的に可笑しいけれど、ぶっこんできたな。とか。無理に入れて気がしてならない。必要だったのかな。

総評としては下の上。マイメロちゃんはお姫様って言うか、おばぁちゃんだと思う。あと、サンリオピュールランドがどんどん気になる。