アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『うたわれるもの 偽りの仮面』

全25話視聴完了。

何故、今、『うたわれるも』? ゲーム原作で根強いファンがいるのだろうかと。だが、私自身はアニメ前作を見たな。音楽良かったのと、独特な世界感が印象的で覚えていただけで、ストーリーなどはほぼ覚えていなかったのだが、あれってもう10年以上前だよねと。まぁ、面白くはあったよ。キャラクターも一新されて、前作を知らなくても楽しめる内容であったと思う。だけれども、25話見て、ほんわりした日常物から戦争、内戦、と、結構ヘビーな内容に急展開するのと、最終的に最終章『うたわれるもの二人の白皇』へとゲームに続くって。でもって冒頭から似ているなと思っていたハクとオシュトルが入れ替わるとか。結構、じんわりくる演出だったけれども、それでも、第24話の仮面の力を使って戦うオシュトルとヴライの巨大化というか、ロボ化とか、びっくりしたわ。様々なことが伏線が張られていたとしても唐突で、完全に置いてけぼりだよ。

ストーリーとしては、記憶喪失の男、ハク。勤勉でも真面目でもないが、機転が利いて洞察力がある。そんな彼に手を差し伸べた、故郷を離れ薬師をしながら各地を旅する少女、クオン。そんな二人の出会いから物語りは始まり、都での様々な出会いや、国を揺るがす大きな渦に巻き込まれていく。

前半のほんわり日常パートは個人的に凄く楽しめていた。だから後半のキナ臭い話しに入ると、正直、戸惑いを隠せなかったのだが、そんな前半があったからこその戦争の悲惨さが際立ってはいたのだろうなとも思う。尤も、完全にゲームの番線でしかないような終りにしかならなかったので、寧ろ全体としてゲームのおまけ的な。ゲームの方をしないと物語的すっきりはしないのだろうなと思う。ファン向けなのだろうか。

総評としては中の下。音楽は良かった。

 

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うたわれるもの 二人の白皇 - PS4

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不安定な神様

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