アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『鹿楓堂よついろ日和』

全12話視聴完了。

イケメン×美味しい物×ねこ。間違いないよね。色々なことがどうでもよくなる癒しの豪華詰め合わせセット。

和風喫茶、鹿楓堂(ろくほうどう)。郊外にある竹林に囲まれた何処か現実離れした古民家風の建物。そこで働くのは眼鏡のおっとり店主、お茶担当のスイ。黒髪クールビューティーで陶芸家でもある料理担当のときたか。アクティブでムードメーカー、イタリア人とのハーフで珈琲担当のぐれ。最年少のお菓子大好きスイーツ担当の椿。そんな様々なイケメンたちの営む喫茶店。そこを訪れるお客様は、極上の時間とおもてなしとで其々の悩みを解決したり、素敵な時間を過ごしたり、新たな出会いに恵まれたり。そんな日常物語り。

所々、のんびりした間の取り方のためか、わざとらしく感じる部分があるが、特に第6話「はじまりはオムライス」のスイが祖父の喫茶店を継ぐ決意をするシーンなど。それに、お茶屋の孫の引っ込み思案なJK小鶴とかその友人でる銀ちゃんに、いつも空腹でお店を訪れるサラリーマン柴野さんとか、なんか、キャラクターが極端というか、わかりやすく強調されているというか。物語りのために作られ過ぎている感じは否めない。が、それもストーリーの良い意味でのわかりやすさと見易さに繋がってるので、好みはあるなと思う。

それにしても、凄く美味しそうだった。あんみつと練り切りのセットとか凄く良いセットだと思う。抹茶パフェに、黒豆の抹茶シフォンに、和栗のモンブラン。ほうじ茶プリン。スイーツは勿論、和風オムライス、和風ハンバーグ、夏野菜のカレー、カツ丼、ナポリタン。などのランチメニューも美味しそうで危険だった。特に第1話「喫茶 鹿楓堂へようこそ」でのお茶漬けセット。時知らずといくらのお茶漬け。それに付け合せは、庭で取れた有機野菜のお漬物、と筍。心を鷲捕まえられたよ。第4話「天丼サバイバー」も魅力的だった。鶏天丼。フォークで穴を開け、ヨーグルトで揉み込んで柔らかくした鶏胸肉。サックサクに揚げられた鶏天。食べたい。凄く食べたい。鶏天丼が頭を支配する。

総評として中の中。軽く楽しく癒された。楽しかった。

 

鹿楓堂よついろ日和 1 (BUNCH COMICS)

鹿楓堂よついろ日和 1 (BUNCH COMICS)