アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

全13話視聴完了。

一見脱力達観系主人公と、何処かで見たことのあるような設定の思春期症候群という謎の現象と、ラノベ原作のよくあるパターン。最近はハーレム展開&エンドというよりも、一人のヒロインときちんとお付き合いをして、+αで主人公のことが好きな女の子達がいますよ、というのが流行っているのかな。まぁ、どちらにしろ、初回放送冒頭部分でヒロインが図書館でバニーガールの格好をしているというのはインパクト大で掴みはOKではあった。

原作小説5冊分と6巻の途中までって、流石に13話では最後時間が足りなそうではあった。が、その分、テンポ良くサクサク物語りが進むので観易くはあったなと思う。

ヒロインで野生のバニーガールで芸能人の桜島麻衣が周囲の人間から存在を認識されないという問題から始まり、同じ時間を繰り返す後輩の古賀朋絵の彼氏役を演じると言う

問題に、主人公の友人で相談役である古賀朋絵が2人に分離する現象。桜島麻衣が腹違いの妹でアイドルである豊浜のどかと入れ替わってしまった問題に、その間に初恋の相手である豊浜 のどか翔子ちゃんと翔子さん。でもって、主人公の妹で、いじめにより記憶を失くし、引き篭もっているかえでちゃん。6人の抱える思春期症候群と言う、不安定な思春期の精神状態によって引き起こされる不思議現象を解決していく。まぁ、流石に最後の妹ちゃん問題は駆け足であったけれど、見応えがあり、面白かった。特に桜島麻衣の少々Sっ気がある突っ込みと、歳相応の少女らしい一面とのバランスが凄く可愛かった。また、主人公の淡々とした雰囲気は見やすいなと。

個人的に印象に残ったのは、主人公が父親と喫茶店で話している時、「親になるってどんな気持ち?」と聞いていて、自分は高校生の主人公視点で物語を見ていたのだが、嗚呼、今、私は親の立場の方が近いのかもしれないと気付いた瞬間、物語とは関係ないのだが、衝撃的だった。

総評として中の上。続編は映画かぁ。映画、行くかな。

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