アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』

全12話視聴完了。

異世界転移なのだが、変化球というか、ゲームの宣伝アニメというか。下ネタと、省エネでできたアニメだった。

妊娠したという女子高生の発言と、「俺の子供を産んでくれ」という台詞は衝撃的だよね。一見、エロかなと思わせつつ、そうでもないというか。きわどいのは台詞だけというか。設定だけというか。

物語りの冒頭は、主人公のイケメン風男子高校生である弓削イツキが、学校の屋上で幼馴染の女子高生である粉月マヒルに、子供ができたみたいという所から始まる。それも性交渉の有無や実際の妊娠の有無はどうでもよく、ただ、ただ、衝撃的な台詞が連なり、突如、異世界転生。そこはケガレに侵された魔法世界グランバニア。ケガレを祓うため召喚されたイツキは12星座の巫女たちと愛好の儀を挑み、星の子を誕生させ、その星の子たちはケガレとの戦いに挑む。そして、それをサポートするのはクマのマスコットキャラ的妖精のマナ。

まぁ、乙女ゲーとうか、ハーレムというか、そんな雰囲気ではあるものの、主にマナの下ネタトークが中心で、キャラ萌えやストーリーすらおまけ的な印象を受けた。なのでそれに乗れないと完全に置いてけぼりで、このアニメに楽しみを見出すのは困難であったなと。更に言うならば、画面を見るたびにクマしか動いていないという、動画の省エネっぷりにびっくりする。

そんなこんなで惰性で視聴していたわけだが、個人的に第9話の「俺とおまえで、産んでみよう!!」がちょっとふふっと自分の心に巣食う腐女子成分が反応してしまった。13人目の巫女が存在することがわかり、それが男性である可能性に、半信半疑ながらも葛藤しつつ、マナに唆せられながら、男性でもイケルというまで苦悩するイツキの思考の流れはちょっと良かった。

でも最後まで視聴して、やっぱり思ったのはゲームありきの作品だったな。そしてあくまで個人的感想なのだが、ゲームにあまり魅力を感じなかった。でも、絵は可愛い。色とか、デザイン良いなと思った。

総評としては中の下。

 

俺の子ども!?

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