アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『グランベルム』

全13話視聴完了。

また、『結城友奈は勇者である(『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』 - アニメ視聴否忘失録)』や『マドカマギカ』みたいに、いたいけな少女達が悲惨な目に合う物語なのかとドキドキして視聴したが、そこまでではなく、最後も最後で何か一物抱えた感じではあるもの、とりあえずは可哀想な終わりではなくほっとした。

世界中の魔力が消失、人々の記憶から忘れ去れて約1000年。平和な世界。だけれども、女子高生の小日向満月は自分には何もないという漠然とした不安を抱えていた。そんな中、消滅したはずの魔力を持つ魔術師である新月エルネスタ深海と出会う。そして、勝者は魔術師のプリンセプスとなり何でも願いが叶うという、戦闘の場グランベルムに迷い込む。そしてそこでアルマノクスという魔法人形ロボに乗り、戦いに参加することを選ぶ。

まぁ、ネタバレになってしまのだけれども、存在意義というか、記憶というか、そんな所に対する思索がテーマなのだろうなと。まずは魔力を放出し過ぎて消えてしまったクレアという魔術師の少女。そして、満月は新月の作り上げた人形であり、魔術のない世界を望む新月ちゃんの望みを叶えると、満月ちゃんは消えるという。そんな中で行われる最終決戦。

なんだか、色々と視聴しながら思う所はあったのだろうけれども、最終的に戦闘中に音楽が流れると凄く格好良くて感動的な気分になるなと。

総評として中の中。自己完結という印象。