アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『巨人族の花嫁』

全9話視聴完了。

ComicFestaの宣伝目的の5分アニメ。相変わらずのエロなのだけれど、今回は多分初のBLなのではないかなと。原作がちょっと話題で読んでいたので、久々に軽い気持ちで見てみた。が、まぁ、相変わらずこれが単品のアニメ作品だと言われると困るよなと思った。

ストーリは今流行のと言うにはすでに一大ジャンルとなった異世界転生、転移物。これは転移。召喚物。バスケ部エースの男子高校生、晃一君は、ある日突然に巨人族の住む世界に召喚され、そこの第一王子カイウスに「我が花嫁となり、私の子の産んで欲しい」とプロポーズされる。

主人公、完全に拉致されているよね。勝手な都合でかどわかされて、異世界召喚とかそんな言葉でどうにもならない程に、なんか、拉致と思ってしまった。これがまだ現実世界に夢も希望もなく、どうしもうもない主人公か異世界でチート生活ならそこまでひっかからないのだけれども、この晃一君はバスケ部エースで引退し、これから受験勉強頑張るぞ。でもってマネージャーと良い感じだぞ。という、身寄りがないとか後から出たご都合設定を差し引いても、充実した現実世界を生きていただけに、やりきれなさを感じる。そして、まぁ、カイウス王子とラブになるのだけれども、それも他に頼る人間がいない中でのラブなので、ストックホルム症候群なのでわと。どう考えても、酷いと思わざる得なかった。最終話は愛を誓いあって、これでハッピーエンドって、思えないよ。

更には、まぁ、巨人族と大柄ではあるけれども、人間の男子高校生。特殊設定を付けるにしても、アレがアソコにって、内臓破裂。いや、絵によってはサイズ比率めちゃくちゃ変わるから、いけそうな絵もあったけれども、なんか、もう、エロっていうかグロ。怖かった。

総評としては下の上。2巻は読まないと思う。

 

巨人族の花嫁 プレミアム版 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2020/11/25
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