アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『放課後ていぼう日誌』

全れぽーと12視聴完了。

春に3話まで放送されるも、コロナ云々の流れで延期され、楽しみに待っていた。そして待ちきれずに漫画一気買いするよね。女子高生×釣り。ほのぼの日常物。久々に、『ゆるキャン』以来に放送中、楽しみ過ぎて何度か録画を繰り返し観た作品。好き。

ストーリーは、高校入学と同時に都会から昔住んでいた田舎に引っ越してきた、鶴木陽渚。生き物が苦手な手芸好きのインドア派の彼女は、散歩中、ひょんなことから「ていぼう部」部長である黒岩悠希と出会い、ていぼう部に入部することとなる。そこで幼馴染の夏海と再会し、更に料理上手の大野先輩に、猟師で酒好きな顧問の小谷さやか先生。個性的なメンバーに囲まれ、次第に釣りの面白さに目覚めていく。

キャラクターが可愛いだけでないというか、よくある既存の枠にはまらないリアルな人間味があってよかった。良い意味で性格が悪いというか。

また、黒岩部長が大野に対して「良いお嫁さんになる」と言ったり、釣具屋の店頭に缶の灰皿があり、店主が煙草を吸っていたり、ナチュラルに描かれた田舎感に懐かしさを感じた。前時代的で今の風潮ではよろしくない描写なのかもしれないが、多分、今、田舎に帰って、九州ではないが、そんなもんだよなと思う。そしてそんな感じがリアルだなと。でもって、個人的に煙草を辞めて大分経つけれども、あのたこひげ屋の店長の煙草の吸い方が理想的で、ああいう描写を見ると吸いたくて仕方がなくなる。自分の店先で、ああいう灰皿で、見慣れた風景を見ながら、野外で煙を吐く。最高過ぎる。羨ましさしかない。

釣りも、HowTo作品としても優秀だったなと思う。観ているだけで自分にも釣りとかちょっとできるのではないかと思わせて来る。凄い。私も主人公同様に魚というか、生き物苦手だけれど、釣りとか素敵。やってみたい。と、思ってしまった。まぁ、自分は食べるのも得意でないので、主人公のようにはできなさそうだけれども。いいな。九州とか、海のある生活とか、楽しそう。素敵。ただ、彼女らの制服はちょっと生臭そう。クラスとかで浮いていないかちょっと心配。

総評としては上の下。よかった。もう何回か見たい。

 

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ていぼう部

ていぼう部

  • 発売日: 2020/04/08
  • メディア: Prime Video