アニメの感想。

日々ただ消費するアニメの個人的感想帖です。

『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』

全12話視聴完了。

ストパンのアニメ第一シリーズが2008年で、もう10年以上前ということに驚きと戸惑いしかない。『ブレイブウィッチーズ(『ブレイブウィッチーズ』 - アニメ視聴否忘失録)』も2017年で4年前とか。もうストーリーとか設定とかキャラクターとか覚えていられないよ。いや、そのためにこのブログを書いているのだけどさ。

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」。ネウロイとの戦い。ベルリン奪還作戦。サザエさん現象というか。当たり前なのだけれども、自分自身の時間と作中の時間の流れが違って戸惑う。まだ彼女たちはあの戦時下で戦い続けていたのかと、何と言うか、ブレイブ辺りから思うようになったのだけれども、そんなまだ幼さすら残る少女たちにばかりそんな重荷を背負わせてしまって、なんと酷いと。そしてそれはまだ終わっていなかったのかと。

ネウロイも、突如出現した謎の人類の敵とあるが、ネウロイは何処かから来たのだろうか。そこに生まれたのだろうか。仮に後者だとすれば、生まれた場所で、先住者から攻撃を受けたので、それを追い出し、自らの街を築き、安住の地を求めただけなのではなかろうかとか。まぁ、それが生存競争というものなのだけれども。ネウロイって最初は対話が可能なのではなかろうかとかなかったっけ。謎の存在でその実態がわかないだけにもやっと感が残る。

最後、宮藤さんの魔力が復活する流れとか、どこまでも精神論で「それでも私は守りたいんです」という、理屈がどうなっているのかよくわからないなと。

音楽に乗せた航空戦は格好良いよね。なんとなく良い感じに幕を閉じた気がした。

これからも戦い続けるだろうって、どこまでも「私も私にできることをこれからも続けていく」ってそれが全てで、ネウロイが何者でだろうとか、何故彼女たちだけに魔法力があるのだろうとか、そういうとこは関係ないのかもしれないのだろうな。

キャラクターは可愛いし、構成も良いし、音楽も良かったし、印象的だし、周囲の評価も良かった。だけれども、単純に個人的に好みでなかったのだなと、今更に気付いた。最後まで精神論で共感も感動もできず、ネウロイとの生存競争に少女を人類代表として前線に立たせているにも関わらず、効率的に下半身の防御力のない状態を当たり前にする感じが受け入れられないのだなと思った。下半身冷やすとお腹痛くなるよと心配しかない。

総評として中の中。

 

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第1話 「アルプスの魔法少女」

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